紫色の顔の先生 おめでとうございます

毎日記者ら2審も賠償命令

東京女子医大心臓手術死めぐる記事出版で

産経新聞 2009/07/15

東京女子医大病院で平成13年、心臓手術を受けた群馬県の少女の死亡を「手術ミス」と報じた連載記事の出版は名誉棄損に当たるとして、元担当医が毎日新聞の記者5人と発行元の集英社に計200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は15日、80万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を支持、双方の控訴を棄却した。

判決によると、集英社は毎日新聞の取材班が14年1月から連載した新聞記事をまとめた新書「医療事故がとまらない」を15年に出版。

元担当医は少女の死亡で業務上過失致死罪に問われたが、無罪が確定した。

 集英社広報室は「全く納得できない。判決理由を精査し、上告も検討する」とコメントしている。

詳細は、ブログ「紫色の顔の友達を助けたい」↓をごらんいただくとして

http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/

被告は、裁判所に和解勧試を求めたようです

この時点で、すでに敗訴を覚悟していたようですなぁ

おそらく裁判長から心証の開示を受けていたでしょうし

>全く納得できない。判決理由を精査し、[上告も検討する]

これはないでしょう「上告も検討する」ですから

明らかに反論できる部分があれば、「上告する」でしょう

集英社にしてみれば、なんとか和解に持ち込んで、準備書面を公開せずに終わりたかったのでしょう

刑事裁判は無罪確定で、本人訴訟もことごとく勝訴になるでしょう

医師の無罪確定へ 東京女子医大の女児死亡事故

産経ニュース 2009.4.9

東京女子医大病院(東京都新宿区)で平成13年、心臓手術を受けた小学6年の平柳明香(あきか)さん=当時(12)=が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われ、1、2審で無罪となった元同病院医師、佐藤一樹被告(45)について、東京高検は9日、上告を断念する方針を固めた。

佐藤医師の無罪が確定する。上告期限は10日。

3月27日の東京高裁判決は「佐藤医師による人工心肺装置の操作と死亡に因果関係はない」と指摘。

同じ手術チームの別の医師のミスが事故の原因となったと判断。

1審東京地裁は、人工心肺装置の目詰まりによる血液循環の悪化が事故の原因としたが、「危険性は予見できなかった」として、佐藤医師に無罪を言い渡していた。

佐藤医師は1、2審を通じて無罪を主張していた。

失われた時間と、名誉を回復するために、佐藤先生を犯人に仕立て上げた東京女子医大は、早急に何らかの保障をする義務があるだろう。