山本病院が閉院になるが、不正請求した診療報酬はどうなるのか
生活保護や母子、障害者などについては、本人負担額は0円だ
診療報酬の動きは以下のとおりである
病院⇒レセプト=診療報酬明細書(請求)⇒社会保険診療報酬支払基金(審査)支払⇒病院
社会保険診療報酬支払基金(概算請求)⇒福祉事務所
福祉事務所(概算額支払)⇒社会保険診療報酬支払基金
社会保険診療報酬支払基金(審査支払済みレセプト送付)⇒福祉事務所(中核市以上の市に限るそれ以外は県に送付し、県から福祉事務所に送付)審査支払済みレセプト点検・確認
不正請求とされたレセプトには、入院基本料や食事標準負担額(入院している以上必ず発生する費用)も含まれているが、全て返戻され、全額を基金に返還しなければならない。
医療法人自体は存在するが、数億の負債があるようだから、破産手続きに入るのだろう
結局、基金は、返還を受けることができず、保険料を支払っている人たちの負担になる
生活保護や母子、障害者医療以外は、自己負担額がある
レセプトの流れは、国民健康保険の被保険者は基金の部分が国民健康保険連合会に変わるだけだが、本人負担額はどうするのか
必要のない医療を受けた部分の自己負担額は、返還してもらう必要があるのだが?