イギリスで死者が出たそうだが、他の疾病に罹患していたようだ
直接の死因は?
今日は、興味深い記事があった
新型インフルが一部変異、感染力強まる?…東大医科研が確認
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、H1N1型)の一部のウイルスに、人の間で流行しやすくなるとみられる変異が起きていることがわかった。
河岡義裕・東京大学医科学研究所教授らのチームが突き止め、英科学誌ネイチャー(電子版)に15日、発表した。
インフルエンザウイルスの表面には、人間の細胞に取り付く役割を担う「ヘマグルチニン(HA)」というトゲの形をしたたんぱく質がある。
研究チームは複数の新型ウイルスを分析した結果、一部のウイルスのHAに変異が生じているのを確認できたという。
河岡教授によると、感染者の約6割が死亡する高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)のHAからも、同じ変異が見つかっており、この変異が起きると、ウイルスが人間の細胞にくっつきやすくなる性質を獲得した可能性があるとされる。
新型ウイルスは、人の間で流行を繰り返すうちに、変異して感染力が強まる恐れが指摘されている。
河岡教授は「現在は、ウイルスが人間にさらに感染しやすい形に変わる過程にあると言える。今後、注意深く監視する必要がある」と、話している。
(2009年6月15日10時52分 読売新聞)
ヒト⇒ヒト感染を繰り返すうちに、変異することは知られている
H5N1も、この変異により、ヒトに感染するようになった
変異型のウイルスが多くなれば、秋から冬にかけて、爆発的な流行になる
今のうちにマスクや手指消毒液(アルコール入りのもの)を備蓄しておく必要がある