夕方、栄から日比野駅へ。

テクテク歩いて、こちらへ。

 

 

中庭にある、こちらを見に行く。

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチが作ろうとした、

幻のスフォルツァ騎馬像である。

「レオナルド・ダ・ビンチ」伝記を上梓した

僕が見ないわけにはいかない。

 

 

「やさしく読めるビジュアル伝記

レオナルド・ダ・ビンチ」学研より、

絶賛(だと良いけれど)発売中!

(さり気に宣伝)

 

そして、こちらが騎馬像。

 

 

大きい。当時、完成していれば

間違いなく世界最大の騎馬像であった。

1493年、馬だけの粘土像(7.2m)を完成させたが、

戦争の影響(大砲の玉にされたり)で

ブロンズの鋳造は断念され、

粘土像もその後、破壊された。

 

そのへんのいきさつ、エピソードは、

「やさしく読めるビジュアル伝記

レオナルド・ダ・ビンチ」学研より

絶賛(という夢をみた)発売中!

にも書かれている。是非、ご一読を!

(しつこく宣伝)

 

この像がどれくらい大きいかと言うと、

ちょうど見学していた

53歳、伏し目がちなおじさんに

並んでもらうとよく分かる。

 

 

・・・

さて、本題である。

今回の旅の一番の目的、それがこちら。

 

 

槇原敬之コンサート・ツアー、

6・23名古屋大会である(プロレス風)。

 

 

90年代の曲を中心に構成された

タイムトラベル・ツアー。

今回のツアー、長野県での開催が無く、

初めて名古屋での観戦である(プロレス風)。

 

開始前、同じ松本市からやってきていた

友人と、キャッキャッ言いながら盛り上がる。

友人もコンサートを楽しんだようだ。

7月に語り合う約束も。

 

 

コンサートは、いつも通り最高であった。

特にこのツアーは、

ある意味ベストだから、余計に素晴らしい。

特に中盤、No.1~SPY~Hungry Spider

の流れは圧巻。大盛り上がりであった。

 

私的には、これまでのコンサートで

あまり聴くことのなかった

BLIND、THE END OF THE WORLD、

3人、TWO MOONS 

が聴けたのはうれしかった。

 

マッキーはほぼ同世代で、

同じ時代を歩んできた。

どの曲にも想い出があって、

BLINDは、どうしようもできない

別れがあった時に聴いた曲。

今でも瞳と、心が震える。

良ければだまされた、と思って、

聴いてみてください。

(だまされた!

と思っても責任は負いません)

 

 

マッキーの隠れた名曲、

THE END OF THE WORLD。

この曲が流れると、

観衆が皆、聴き入って、

そのしみじみとした空気感が

ハンパなかった。

僕の知り合いで

特別なマッキーファンではないのに、

この曲が大好きという方がいる。

もはや隠れた名曲ではない。名曲である。

 

 

マッキーファンでいられるというのは、

この時代をともに生きることができた、

という証でもある。

 

つづく。