前回ブログからの続き。

 

東京、2日目。

池袋のホテルを出て、

ロッテリアでモーニング。

(しかし、この旅、写真が全くない)

行き交う人々を眺めながら、

絶品チーズバーガーをほおばり、

ポテトにアイスコーヒー。

 

午前10時の開店に合わせて、

丸善ジュンク堂書店へ。

児童書のコーナーで、

自分の本があることを確認。

面出しで4冊、本棚に2冊、発見。

・・・ちょっと多くない?

こんなに売れるわけが無い。

安心を得るつもりが、

不安を得て、店を出る。

 

さてさて、午前中は自由時間。

前日に続き、フリーレン・グッズ探し。

この日は迷わずアニメイトへ。

しかし、平日なのに人がいっぱい。

おっさん一人、

こそこそとフリーレンコーナーへ。

・・・良さげなものが、なーんも無い。

まだ出てないんだなあ。

 

仕方なく池袋を出て五反田へ。

今回の一番の目的である学研を訪ねる、

前に、ちょっとひと息。

カフェとか無いかなあ、とぶらぶらするが

マックぐらいしか無く、

そのマックはめちゃ込み。

更にぶらぶらすると、学研のビル近くに

カフェを見つける。

 

カフェというか、バーらしい。

昼はカフェ営業っぽく、

お腹も少し減ったし軽く食べようか、

そう思って入ったものの、

飲み物しかないらしい。

アイスコーヒーを頼んで、席に座る。

店内はカウンターと、

2人掛けのテーブル席が4つくらい。

ふたり組のサラリーマンが、いるだけだ。

 

まもなくアイスコーヒーが運ばれてくる。

意外にも美味しい。

500円だったか。たいして高くもない。

サラリーマンは、

ずっと競馬の話で盛り上がっている。

30分ほど時間をつぶして、店を出る。

そこで初めて店の名前を知る。

「さらばバー」。

変わった名前だなあ、と思いながら、

学研のビルへ。

 

受付けで来客カードをもらって

エレベーターで高層階へ。

担当のNさんが出迎えてくれる。

初対面である。

これまで3、4回訪れているが、

コロナもあって7、8年振りか。

Nさんだけではなく、編集部の方々が

わざわざ挨拶に顔を出してくれる。

Nさん以外は皆、女性。

中には旧知の方もいて、話が盛り上がる。

 

ひととおり挨拶を終えて、Nさんと話す。

「今回のダ・ビンチは、葬送のフリーレンを

意識して書いているんですよ」と僕。

「そうなんですか。それは貴重な話ですね」

とNさん。

「ダ・ビンチの人生は旅の連続。いわば冒険です。

葬送のフリーレンと一緒なんです」と僕。

「そんな背景があったんですね!驚きですね」

とNさん。

 

・・・嚙み合っているのだろうか。

そんなこんなで、校了時で忙しく

30分くらいしか時間がとれないかも、

と言われていた中、

1時間半、話し込んだのであった。

長々とくだらない話を

Nさん、すみませんでした。

 

学研のビルを出て、五反田駅へ向かう。

マックはまだ込み合っていた。

東京はいつ来ても賑やかで、

街を歩く人たちは、皆、元気だ。