先週、1泊2日で東京へ。

先ずは前日のラインでのやりとりから。

 

僕「明日、東京へ行くんだよねえ」

友人「え、本当ですか。僕も明日、東京ですよ」

友人は大学図書館勤務時代の学生さん。

僕がクビになった後も

仲良くさせてもらっている。

で、話を聞けば、池袋の芸術劇場でやっている

「未来少年コナン」の舞台を見に行くとのこと。

 

僕「泊りのホテルは池袋だし、

明日の午後、ぶらぶらしているよー」

ということで、急きょ会ってお茶することに。

 

で、1日目、特急あずさに乗って

昼過ぎ、新宿着。

泊りも池袋なので、池袋に出て、

ホテルに荷物を預ける。

サンシャイン・シティで食事をして、

ガチャガチャ巡り。

もちろん、フリーレン目当て。

 

・・・結果、何の成果も無く、

西口の芸術劇場へ。

無事に友人と会うことができ、

カフェでお茶をする。

名古屋方面に住む彼であるが、

なんだかんだ何度も会っているので、

違和感が無い。

 

もっぱら彼が制作を進めている

謎解きゲームの話や、彼が見てきた

未来少年コナンの舞台の話なんかをする。

ちなみに、僕がアニメで

好きな女性ベストスリーのひとりが、

未来少年コナンのヒロイン、ラナである

(声もいい。声優さんは信沢三恵子さん。

そういえば「母をたずねて三千里」

のフィオリーナもそうだ)

 

ラナと、葬送のフリーレンの魅力を

力説したところで、お時間に。

この日の夜行バスで

帰るという友人と別れ、僕は高田馬場へ。

前のブログでも書いたが、

3年間通った専門学校がある街だ。

ここに来ると、

懐かしいという気持ちになる。

本当に何もかも懐かしい。

でも、道筋は変わっていないけれど、

街並みがだいぶ変わった。

 

BIGBOX前で、

中学時代の同級生で

東京在住の友人О君と落ち合う。

飯、食って飲もうぜ、と

馬場界隈をぶらぶら。

彼とはいつもノープラン。

「美味い肉が食べたいな」

と意見が一致し、お店探し。

 

「お、肉、あったぞ」

「ホルモンじゃん」

「ホルモンは違うな」

と、ここでも意見が一致。

途中から、О君がググって、

何かオシャレなバーみたいな居酒屋へ。

カウンターでふたり、

О君はジントニック、僕はりんごサワー、

美味い肉を注文して、飲み始める。

 

「ダ・ビンチ、買ったよ。

サイン、ちょーだい」

傍らから僕の本を取り出すО君。

ペンが無いな、と注文を取りに来た

若い女性の店員さんに

「この本、彼が書いたんだよ。すごいでしょ。

作家さんだよ。サインもらうから

ペン、無いかな」

と、О君。

前の本の時も、まったく同じだった。

恥ずかしいなあ、と思いながら、

О君が自分のことのように、

うれしそうに話すから、

まあいいか、と思う。

 

「そうなんですか。

私も絵の勉強していて、

イラストを描いているんです」

とっても可愛らしい店員さんが

話してくれる。

なぜかちょうどいいペンが

目の前にあって、本にサインを入れる。

うんうんと、満足そうな表情で、

本をすぐにしまうО君。

こんなサインに、ありがたいことだ。

 

2時間ほどでこの店を出て、

酔い覚ましも兼ねて、コメダ珈琲へ。

ソフトクリームがのった

アイスコーヒーをふたり注文して、

ひと通り昔話をして、

葬送のフリーレンの魅力を、熱く語る僕。

・・・やっていることが一緒である。

そして、高田馬場の夜は更けていく。