
午後は12時半頃よりバスで奈良県を南下、山の中にある吉野の地へ。
山の中腹で、もう観光バスが入っていけないほどの急傾斜になって、旅館のほうの車に迎えに来てもらいまして。
吉野にある主だった観光地を回ってくれることになっていたのです。
最初に来たのは「如意輪寺」。南北朝時代のゆかりもあり、後醍醐天皇の霊廟なんかもありました。あと、有料(大人300円)ですが、宝物展示なんかもありまして、国宝級の文化財が展示されていたりもします。

村正!MURAMASA BLADE!ですよ!
「村正」ってのは刀匠の名であり、その手によるものはみんな村正みたいなんですけどね。

山の中腹よりみた吉野。この季節は枯れ木ばかりですが、これがみんな山桜。
3月末から4月頭頃には、豊臣秀吉も愛でたという山一面満開の桜が見られるそうです。

上記の後醍醐天皇をはじめ、源義経と武蔵坊弁慶、修験道の祖・役行者などにゆかりのある、「吉水神社」。こちらも有料(大人300円)の入場料で、中の展示物が見られます。

中学生の頃、「宇宙皇子(うつのみこ)」という小説にハマっていまして、役行者の元で修行する鬼(修験者)たちの中に神様の子が紛れ込んでいて、なんてお話でした。ここらあたりが、その舞台になっていたんですねえ。
他の伝説でも、役行者は前鬼・後鬼という(写真の左右がそれかな?)式神だか鬼だかを使役していた、なんて話もありますね。
吉野一帯は修験の里、修験者達の力を侮れなくなった都が、この一帯を彼らに任せ、一種治外法権的な土地として認めてしまったようです。そこで、牛若丸(義経)や、後醍醐天皇など、都を追われて再起をはかる者が身を寄せることになったのだそうな。

最後に寄ったのが金峯山・蔵王堂。期間限定で愛染堂も公開されていまして、お姿を拝むこともできました。
そんなこんなで、古史の雰囲気たっぷり味わって、山の上のほうにある旅館へ。

ロビーの奥にこんな休憩室・食事場所なんかもあって、なかなかキレイです。
温泉も冷泉のため沸かしではありますが、露天風呂で吉野山の桜なんかも見られるようになっていたりして、なかなかいいお宿ですね。

晩の宴会のお鍋。まずは野菜や肉を堪能した後、吉野名物の葛をつかった葛きりをたっぷり食べます。味がしっかり染みるまで煮ても、ちゃんと歯ごたえが残る葛きり、さすがです。
片栗粉の葛きりじゃあ、あっというまに溶けちゃいますからね。

もう一つの吉野名物、柿の葉寿司。桜餅じゃないから、葉っぱは食べちゃダメデスヨ。
宴会後もまた温泉堪能したりして、その後広めの客室にみんなで集まって飲みながらいろんな話したりして、吉野の夜は更けてゆきます。