
ハードウェア、目に見え、触ることのできるコンピュータ本体や周辺機器、そしてその内部のパーツなどがなければ、システムは成り立ちません。
しかし、ソフトウェアなくしてはいくら高性能なパーツでもソフトウェアはタダのゴミなのです。ハードウェアの電子回路上に、様々な電気信号が流れてはじめて動作するわけですが、その流し方によってスムーズに動いたり、ぎこちなく動いたりするわけですね。
同じ車でも、上手い人とヘタな人の運転でスピードも燃費も違ってくるのと同じです。
WindowsXPはまあ普及しているOSですから、それ自体で様々なハードの制御方法を知ってはいます。しかし、いまどきのパソコンはパーツごとにメーカーが違うのは当たり前ですから、その内部構造や性能を引き出す制御方法まではさすがに知りません。
ですから、メーカーから提供されている制御ソフト「デバイスドライバ」(単にドライバともいう)を組み込んでやる必要があるわけなんです。
もちろん、メーカー製の、セットアップ済みのPCを購入した場合、適切なドライバもちゃんと組み込まれていますから、使用する上で全く困りません。これが自作PCとなると、OSのインストールからドライバまで自分でやることになるのですけどね。
しかし、ドライバもソフトウェアですからバグもあります。また、後から出てきたソフト(ゲーム含む)や新技術に対応させるためにプログラムに変更を加える必要がある場合もあります。より性能を引き出せる、洗練された制御方法が見つかることもあるでしょう。
と、いうわけで、パーツごとのメーカーが提供しているドライバを入手して、現在のドライバと差し替える、なんてことができるわけです。
PCを自作してしまうようなマニア(今ではそれほどマニアックでもないですが)は、ごく当たり前に日常的(?)に行っていると思います。
メーカー製PCの場合、そのメーカーがそういったパーツのドライバを公開している場合もありますから、自分のPCのメーカーのWebページをチェックして、サポート情報を見てみるといいんじゃないでしょうか。
これを知らないまま、新しいPCに買い換える人は、けっこう多いのです。新しく出たソフトがうまく動かないとか、特定の条件でフリーズするだとか、そういったものはドライバを差し替えるだけで改善する可能性があります。ゲームにしても、旧型機では遅くてプレイできない、と思っても、新ドライバは効率化されて速度面でもよくなっている、なんてこともあります。
もちろん、あくまでハードウェアがはじめから持っているモノ以上を引き出すことはできないので限界はありますけどね。
さて、文字ばかりが長くなりましたが、トップの画像に今一度注目していただきたい。これは、ビデオカードのドライバ(や、付属ソフトを一括したパック)のインストール中の画面です。海外メーカーですが、さすがに日本語化されていて親切ですね、と思いきや。
ちょっと待てや。
アレか?100GB余ってたらインストールに95GBとか使うわけですか!?
明らかに誤訳なのでしょうが、まぁドライバの原則は
「現状で何らかの不具合や動かないソフトなどがなければ差し替えるべきではない」
です。しかし、新ドライバのリリースを定期的にチェックして、出たら早速入れる、なんていう人も中にはいらっしゃるわけですが・・・
まあ、そういうのは趣味として自己責任で、ということなのです。