詳しい方になら釈迦に説法てなもんですが、パソコンの心臓部とも言える部品がCPU(中央処理装置)です。
実際に働きとしては心臓というよりは頭脳でしょうけどね。まあ最重要ってことには変わりがありません。
大きさ的には豆粒ほどのコアという部分に回路がぎっしり詰まって、複雑な計算なんかを絶えずしています。
で、この回路の動くタイミングを決める手拍子が「クロック」です。動作周波数なんて言い方もしますね。
手拍子に合わせて「いち・に・いち・に」と行進をしているとみんなの足並みが揃うように、CPU内の様々な部分が連携して働くのです。
では、この手拍子を早くするとどうなるでしょうか。行進はそのぶんどんどん速くなります。CPUも同じで、同一構造のものならクロックが高いほうが計算などの処理が早くなると言えます。しかしあまりにクロックを高めてしまうと、発熱や消費電量の問題が出てきます。冷却が追いつかなければ、人間なら熱中症で倒れ、パソコンなら熱暴走となります。
技術の進歩によって、最近のCPUのクロックはギガヘルツ(GHz)を超えました。これは、単純に言って1秒間に数十億回の手拍子をしていることになります。特殊な方法で冷却したりでもしない限り、現状では4GHzの手前あたりで頭打ちといったところでしょうか。
しかし、CPUの処理能力を向上させるには、また別のアプローチもあるのです。さきほどから行進を例えに持ち出していますが、「1歩あたりの歩幅を長くする」「なるべく最短距離で移動する」といった工夫をし、道を間違えて引き返す、なんて無駄も極力減らせば、低いクロックでも十分な性能を得ることができるのです。
今パソコン業界で2大勢力となっているのが、
・パソコン用CPUでは老舗のIntel
・Intel互換CPUメーカからライバルにのし上がったAMD
IntelのPentium4は、無駄が多くてもともかくクロックを上げて性能を追求する戦略だったのに対し、AMDのAthronは、歩幅や効率でアドバンテージを取ろうとする、といった図式だったように思います。ところが、先日発表されたIntelのデスクトップ用新CPUの「Core 2 Duo」は一転、クロックよりも効率優先となったようです。つまり、方向性として両社ともが発熱対策に頭を悩ませる高クロック路線を捨てたということでしょう。
そしてここに来て両社ともがこのCPUの価格を大幅に下げてきまして、下手をすると2週間前の半額という製品まで出てきています。
値下がりはまだまだ続くかと思われます。安いことは消費者にとっても嬉しいニュースでしょうが、これで高性能なCPUが大量に出回ってしまうと、ひと世代前のPCを持っているけど買い換えるほどではない、という方との間の処理能力の格差が大きく開いてしまうのではないかと心配です。
OSやソフト(ゲーム含む)は、新しい環境をターゲットに作っていくでしょうからね。
それで仕方なく新しいパソコンを買わざるを得なくなる、というのはあまり歓迎できない話ですね。
ライバル社としてお互いに競い合ってくれるのが正しい市場でしょうが、真に消費者のためになる部分で正々堂々とやってほしいものです。
実際に働きとしては心臓というよりは頭脳でしょうけどね。まあ最重要ってことには変わりがありません。
大きさ的には豆粒ほどのコアという部分に回路がぎっしり詰まって、複雑な計算なんかを絶えずしています。
で、この回路の動くタイミングを決める手拍子が「クロック」です。動作周波数なんて言い方もしますね。
手拍子に合わせて「いち・に・いち・に」と行進をしているとみんなの足並みが揃うように、CPU内の様々な部分が連携して働くのです。
では、この手拍子を早くするとどうなるでしょうか。行進はそのぶんどんどん速くなります。CPUも同じで、同一構造のものならクロックが高いほうが計算などの処理が早くなると言えます。しかしあまりにクロックを高めてしまうと、発熱や消費電量の問題が出てきます。冷却が追いつかなければ、人間なら熱中症で倒れ、パソコンなら熱暴走となります。
技術の進歩によって、最近のCPUのクロックはギガヘルツ(GHz)を超えました。これは、単純に言って1秒間に数十億回の手拍子をしていることになります。特殊な方法で冷却したりでもしない限り、現状では4GHzの手前あたりで頭打ちといったところでしょうか。
しかし、CPUの処理能力を向上させるには、また別のアプローチもあるのです。さきほどから行進を例えに持ち出していますが、「1歩あたりの歩幅を長くする」「なるべく最短距離で移動する」といった工夫をし、道を間違えて引き返す、なんて無駄も極力減らせば、低いクロックでも十分な性能を得ることができるのです。
今パソコン業界で2大勢力となっているのが、
・パソコン用CPUでは老舗のIntel
・Intel互換CPUメーカからライバルにのし上がったAMD
IntelのPentium4は、無駄が多くてもともかくクロックを上げて性能を追求する戦略だったのに対し、AMDのAthronは、歩幅や効率でアドバンテージを取ろうとする、といった図式だったように思います。ところが、先日発表されたIntelのデスクトップ用新CPUの「Core 2 Duo」は一転、クロックよりも効率優先となったようです。つまり、方向性として両社ともが発熱対策に頭を悩ませる高クロック路線を捨てたということでしょう。
そしてここに来て両社ともがこのCPUの価格を大幅に下げてきまして、下手をすると2週間前の半額という製品まで出てきています。
値下がりはまだまだ続くかと思われます。安いことは消費者にとっても嬉しいニュースでしょうが、これで高性能なCPUが大量に出回ってしまうと、ひと世代前のPCを持っているけど買い換えるほどではない、という方との間の処理能力の格差が大きく開いてしまうのではないかと心配です。
OSやソフト(ゲーム含む)は、新しい環境をターゲットに作っていくでしょうからね。
それで仕方なく新しいパソコンを買わざるを得なくなる、というのはあまり歓迎できない話ですね。
ライバル社としてお互いに競い合ってくれるのが正しい市場でしょうが、真に消費者のためになる部分で正々堂々とやってほしいものです。