2026.2.6 一日一季語 ヒヤシンス 【春―植物―初春】
ヒヤシンス昼のさみしくない孤独 瀬戸優理子
第62回現代俳句全国大会
池田澄子特選句
ヒヤシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていた(古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。しかし、その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こした。その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまった。アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。ヒヤシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされる。なお、ヒュアキントスが流した血から咲いた花は、実際はアイリスの一種であったと考えられている。
⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。
【傍題季語】
風信子(ふうしんし)
【季語の説明】
地中海沿岸原産のユリ科の球根植物の花。春の訪れを香りとともに知らせてくれるヒヤシンスは、花姿の美しさと育てやすさで人気の球根植物。ヒヤシンスの花は、一本の花茎にたくさんの小さな花(小花)がブドウの房のように集まって咲く形をしている。
ダッチ系とローマン系の2種類に分けることができ、ダッチ系は花数が多い
ヨーロッパで品種改良が盛んに行われ、日本には江戸末期に渡来した。
【例句】
室蘭や雪ふる窓のヒヤシンス 渡邊白泉
ヒヤシンス鋭し妻の嘘恐ろし 楠本憲吉
水にじむごとく夜が来てヒヤシンス 岡本眸
遺失物係の窓のヒヤシンス 夏井いつき
ヒヤシンス束ねて胸に光置く 仙田洋子
【今日は何の日】
句仏忌
「句仏上人」と呼ばれた東本願寺23代法主で俳人の大谷光演(彰如)の1943(昭和18)年の忌日。
海苔の日
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966(昭和41)年に制定し、翌年から実施。
702(大宝元)年1月1日(新暦2月6日)に大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産の一つとして年貢に指定された。
また、この頃に海苔の生産の最盛期を迎えることから、2月6日を記念日とした。
抹茶の日
愛知県の西尾市茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定。
茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ(2)ろ(6)」の語呂合せ。
メロンの日
手巻きロールケーキの日
C1000の日
ニゴロブナの日
ブログの日
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)
