2026.4.24 一日一季語 薺の花(なずなのはな《なづなのはな》) 【春―植物―三春】

 

駆けだせば三味線草があちこちに   大木あまり

 

第60回蛇笏賞受賞

大木あまり句集『山猫座』

ぺんぺん草と呼ばれる由来は、はっきりとは分かっていませんが諸説が2つあります。1つ目は、ナズナの実が三味線のばちに似ている形だからです。また2つ目は、ナズナの特徴でもあるように植物から「ぺんぺん」という音がなるからです。

 

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【傍題季語】

花薺(はななずな《はななづな》) 三味線草(しゃみせんぐさ《しやみせんぐさ》) ぺんぺん草(ぺんぺんぐさ)

 

 

【季語の説明】

ナズナ(薺花)はアブラナ科の越年草で、春に白い小さな花を咲かせ、別名「ぺんぺん草」「三味線草」として親しまれている。ナズナは「薺」の他に「撫菜」とも書く。元々その姿からかわいくてなでたくなるという意味で、撫でるという漢字の「撫菜」と名付けられた。その後、それが転化しナズナという名前になったと言われている。

 

 

【例句】

花なずな始末してゆく犬の糞    植松美根子

花薺群れて優しさこぼれをり    清水和子

誰を待つ聞かぬが礼儀三味線草   丸山佳子

道ばたのぺんぺん草の長けにけり  根橋宏次

なずな咲くわたし喧嘩をさぼってる 梅田千種

 

 

第60回 蛇笏賞

大木 あまり(おおき あまり)氏 句集『 山猫座(やまねこざ) 』(2024年12月 ふらんす堂 刊)

【最終候補作】 下記5作について厳正な審査の結果、受賞作を決定いたしました。

大木あまり『山猫座』(ふらんす堂)/片山由美子『水柿』(ふらんす堂)/

高山れおな『百題稽古』(現代短歌社)/対馬康子『百人』(ふらんす堂) /西村和子『素秋』(朔出版) (敬称略・著者50音順)

【選考委員】  高野ムツオ 高橋睦郎 中村和弘 正木ゆう子 (敬称略/50音順)

 

 

【今日は何の日】

植物学の日

文久2(1862)年旧暦4月24日、植物分類学者の牧野富太郎が高知県佐川町の豪商の家に生まれた。

94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、「植物学の父」と呼ばれた。

 

日本ダービー記念日

1932年のこの日、目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が開催された。

イギリスのダービーステイクスに傚って企画された。出走は19頭で、優勝したのは1番人気のワカタカだった。

 

しぶしの日

2006年1月1日に合併により誕生した鹿児島県志布志市が制定。

四(し)二(ぶ)四(し)で「しぶし」の語呂合せ。

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)