白鳥や鴨、オオヒシクイなどいろいろな種類の野鳥が飛来する福島潟では、雪が消えた田んぼの中で落穂を探す白鳥の姿が見られました。間近に迫る北帰行への最後の準備をしているのでしょう。GF1+コシナ・フォクトレンダーのSNAPSHOT-SKOPAR(スナップショットスコパー)25ミリ F4 MCでの作例です。このレンズはライカ用に購入したものですが、ピントリングを回すと1mと1.5mと3mのところで軽くストップがかかるようになっており、距離目盛りを見なくても、距離合わせができるように工夫されています。絞りリングの方もF4~F22までの目盛りの間の半絞りのところで軽くストップがかかるようになっていて、慣れると目盛りの数値を見ずに距離や絞りを設定できるようになっています。また、25ミリという広角だと、どの絞り値でも被写界深度が深く、ピントの合う範囲が広いので文字通りスナップショットに適したレンズだと思います。
曇の天気だったので、背景の五頭連邦がガスでよく見えていないのが残念です。望遠にするため、ライカのエルマー(Elmar90mmF4)に付け替えました。GF1のようなマイクロフォーサーズボディに付けた場合は2倍の180mm中望遠レンズとして機能します。
茅葺きの民家は休みどころになっていて、福島潟に訪れた人が自由に利用できます。
これは茅葺き屋根の葺き替えに使うのでしょう。
人馴れしているのか、私のそばへわざわざ寄ってきてくれました。
ちょっと小さくてわかりにくいのですが、田んぼの中で落穂を探す白鳥たちです。オオヒシクイもいました。北帰行の準備をしているのでしょう。