アンダーグラフ大阪公演に行ってきた。
今回のツアーは20箇所で東京は途中で出てしまったので今回は最後まで完璧に見た。
ライブパフォーマンスも、前回のツアーとは別物で演出もステージングもどこをとっても、申し分ない仕上がりだった。
やはり沢山ライブをやると何かが変わるんだなぁと、感じさせられる。
その何かとは明確に言葉では表せないが、オーディエンスには、その「何か」が一番大切な部分だと思う。
簡単にいうと「空気感」みたいなモノだ。
その目には見えない人が高揚する粒子が、ステージに溢れていた。
自然に体が動くし、今までのアンダーグラフとはまるで違った、よい意味でね。
谷やんの安定しながらも攻めるドラム。
阿佐君の痺れるギターパフォーマンス。
中原君のビートを支えながらも跳ねるベース。
どこを見ても飽きさせないパフォーマンスだった。
どの曲もよかったけど、なにより印象に残った曲は新曲「心の瞳」という曲だった。
オーディエンスの声をこれからレコーディングする曲に入れるとゆう斬新なアイデアだった。
僕はバンド時代、ライブで新曲をやるのが嫌いだった。
何故かっていうと、CDに収録される全ての音をそのまま再現できない場合が多いから。
せっかくよい音源ができても、ライブでミスしたり再現できてなかったりして、違った印象として残るのが怖くて、昔はなかなかやらなかった。
でも今回「心の瞳」をライブで初めて聴いて、こんな知らない曲が心に刺さってくる事があるんだっていう衝撃をうけた。
やはりvo真戸原君は、天才的なソングライターであり本当に素敵な人なんだと思わされるメロディと詞だった。
感情を伝えたいけど言葉にできない部分を彼はいつも代弁してくれている、そんな気がする。
真戸原君の歌声は彼の詞とメロディを奏でるために、ある声なんだね。
人間として、男として、ミュージシャンとして、僕は彼を尊敬するし憧れます。
一ファンとして、プロデューサーとしてアンダーグラフプロジェクトに参加させてもらえた事を誇りに思います。
アンダーグラフは、そんな素敵なバンドです。