お顔にはとってもお高い化粧水や美容液を使うのになぜ髪を洗うシャンプーはドラッグストアーで売っているお安いシャンプー使うのでしょう?
ドラッグストアーで売られている類いの(1本¥1000前後)のシャンプー剤は高級アルコール系界面活性剤(洗浄成分)とシリコーン(簡単に言うと油)で、できています。
(よく聞く「シリコン」は× 正式には「シリコーン」です)
「で、何が悪いの?」
悪いのはシリコーンよりも界面活性剤の方です。
最近ノンシリコーンが流行ってますが僕はシリコーンが入ってても全然構わないとおもいます!
むしろシリコーンが入ってないと髪は洗浄力の強い安価な界面活性剤のせいでギッシギシになってしまうでしょう。
しかし、シリコーンの中にはいつまでも髪や頭皮にしがみついて離れないものと一度のシャンプーできれいにバイバイしてくれるものなど様々な種類があります。
界面活性剤には高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系などがあり石油由来のものからオーガニックなものまでいろいろとあります。
(高級アルコール系は石油からできていてけっして高くて良いという意味ではありません)
でもシャンプーボトルの裏面に書いてある成分を見たってどれが良くてどれがだめかなんて分からないですよね!?
そんな時は通っている美容室の担当してもらってる美容師さんに聞いてみてください!
ちょっと勉強してる美容師ならすらっと答えてくれるはずです(笑)
話を戻しますが、市販品のほとんどは石油由来の安価な洗浄剤にそれをカバーするためにシリコーンが入っています。
その他に入っているトリートメント成分はドラム缶1本の洗浄剤にせいぜコップ1杯入っていればいい方です。
市販のシャンプー、トリートメントの値段で髪を補修するなんてありえない。
極端な話、食器用洗剤でシャンプーして、洗濯用柔軟剤をトリートメントとして塗りたくってるようなものです。(ちょっと表現が強すぎるかな)
ですので髪に悩みがある方はまずシャンプーを変えてみてください。
髪がべたつく、すぐにペタンコになる、ゴワつく、艶がない、頭皮の匂いが気になるなどあてはまるようであれば担当の美容師さんにぜひ相談し市販のシャンプーは変えてください。
長文読んで頂きありがとうございました。
この話は美容師は当たり前に知っていて、お客様の髪と頭皮の健康を願っている美容師としての願いです。
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