ワタクシ、営業マンなんですけど、お客様との世間話で出身地などがよく話題に上ります。今まで、転職はしましたが異動はなく、結局生まれてこのかた、ずっと京都を出たことがありません。


この50年間の京都人人生で思うことは、なんだかんだ言っても、京都の人って言うだけであまりいい評価はいただけません。お高く止まってるだの、遠回しに物事を言うだの、散々です。酷いものになると、家では着物を着ているのとか?京言葉を常に使ってるとか?おいでやすぅ!とかおこしやすぅ!とか、使わないし・・・。ぶぶ漬け勧められたり、いい時計してはりますなぁと言ったらそろそろ帰れと言う意味になるとか?・・・そんなのないし。ケン⚪︎ンショーって番組ありますよね?ワタクシも好きでよく観るのですけど、あの番組の影響ってかなり大きいと思います。出演されている地元の方々も言わされてる感満載で、なかなかの役者です。


でも、京都人として思うのは、自分も知らず知らずのうちにそう言う京都人らしい行動をしてしまっていることに気づいてしまう瞬間って時々あるんですね。ものすごくよくわかるのが、いけずの心理です。いけずってわかりますか?品が高い(と勝手に思っている)意地悪のことです。わかりにくいけど、よく考えたら意地悪やなと思うことです。直接は言いしません。遠回しにいいます。この言い方で気づいてくれるかなぁと常に思ってます。京都人の文化ですね。