カナーコ「で、前回は私の魂が体から出ちゃってる感じで終わったんだよね？」
ヤチヅル「そうみたいですね」
カナーコ「みたいって…」
ヤチヅル「いまさっき読み直したら、そう書いてありましたよ」
カナーコ「それで、いま私は、もとい私の魂はどこらへんなの？」
ヤチヅル「それが…ちょっと出てるだけで、まだ体とは繋がってますよ」
カナーコ「これ、どうなってんのかな？」
ヤチヅル「私にはさっぱり…」
カナーコ「もはや、自分のスタンドが自分みたいだね」
ヤチヅル「何を言ってるのか…」
カナーコ「とりあえず、リムド内を散策しよっか」
ヤチヅル「それが…すごい事が起きそうなんですけど…」
カナーコ「今度はなに？」
ヤチヅル「明らかに賢者っぽい人が、こっちに向かってきてるんですよ」
カナーコ「どういう展開！？」
ヤチヅル「取り巻きの人が、賢者っぽい人に対して、賢者さまと言ってるのが聞こえているんです」
カナーコ「恐ろしく都合がいいね。でも、それがこの世界ってもんか」
ヤチヅル「それはそれで良いんですよ、きっと」
？？？「僕が、賢者です」
カナーコ「めちゃくちゃ怪しいんですけど」
？？？「魂出てるやつに言われたくないんだけど」
ヤチヅル「賢者様、この魂が出てる人は何で魂が出てしまっているんでしょうか？」
？？？「それよりも、まず名を教えてくれ」
ヤチヅル「失礼しました。私はヤチヅル。そして、この魂出てる人が賢者カナーコです。あなたのお名前は？」
？？？「僕はギサです。賢者ギサ。あなた達が賢者ですか。待ってましたよ」
カナーコ「私たちを待ってた？」
ギサ「はい。続きは…」
ヤチヅル「次回！！」
カナーコ＆ギサ「あんたが言うんかーい！！！」
ー現れた次なる賢者！この賢者は敵が味方か、それとも…
次回『He is Dream』乞うご期待…