先日、退院しました。
無事に退院となったわけではなく、ニコちゃんとサヨナラしての退院です。

入院中、どんなに出血が多い日でも、心臓を動かしてくれていました。

時には、血腫が胎嚢を圧迫して胎嚢の形がいびつになってしまった時も心臓を動かしてくれていました。

不安で眠れない日が続いてからは、院長先生が毎日エコーで心拍の確認をして下さいました。

私は、画像を見て心臓が動いている姿や成長している姿を見る事で救われた思いでした。

絨毛膜下血腫は、妊娠初期によくある出血。
治療法は安静にすること。心拍が確認できていれば、妊娠継続は可能であること。

先生からも説明はあったし、雑誌や携帯でも同じように書かれていたので、不安はありつつも【きっと大丈夫】と言う思いもあったから、心臓が止まってしまった事を告げられた時は、理解できませんでした。

昨日まで、成長しているのを確認できたのに。心臓だって動いてくれていたのに。。。

先生は、血腫が胎嚢を覆ってしまうくらいにまで拡大してしまった事で、胎芽に栄養がいかなくなったため心臓が止まってしまっただろう。とお話していました。
また、別な要因として不育症も否定できない事もお話してました。

心臓が止まった事を告げられたけど、【もしかしたら、今日は見えなかっただけで明日は見えるかもしれないから、明日も診てみよう】
先生が配慮して下さって次の日も診て下さったのですが、前日と変わらず心拍を見る事ができませんでした。

【ママのせいでは無いからね!】 と先生や看護師さんに言われたけれど、血腫さえなければニコちゃんに栄養がいったはず。

きっとニコちゃんは大きくなりたかったに違いない。血腫さえなければ、大きくなれたはずなのに。
考えたら、自分のせいにしか考えられないんです。

私のお腹に戻ってきてから一ヶ月以上。

診察を受ける度に、先生や看護師さんから私は【お母さん】【ママ】、旦那君に対して【お父さん】【パパ】と呼ばれる事が増えて、最初は照れや恥ずかしさもあったけど、ニコちゃんのパパ ママでいられた事、ほんの短い間だったけど、パパママとしていられた事は嬉しかったです。

お別れはとても辛かった。悲しさも悔しさもあって、思い出す度に苦しくなるけれど、気持ちが落ち着いたら、また前を向きたいとも思ってます。

またいつか【パパ・ママ】と呼ばれる日がくるように。