苦言を呈する~厳しい人は親身である | M.INOMATAの特養施設長ブログ!

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こんにちは!
特別養護老人ホームで施設長をしているM.INOMATAです!
日常のふとした出来事や時には堅苦しいことまで・・その時、その瞬間をお立ち寄り下さった皆さんと共有できたらと思っております!
それでは宜しくお願いします☆

昭和の大横綱、元横綱大鵬の納谷幸喜さんが19日死去されました。

1960年代の日本の高度経済成長と歩調を合わせて登場した、国民的ヒーローで「巨人・大鵬・卵焼き」という後に語り継がれる流行語を生みだしました。

わたし自身は横綱というと輪島・北の湖世代で、その大きな存在はリアルタイムでは知りませんでした。


ある新聞の評伝が心に留まりました。

度重なる品格問題が世間を騒がせ孤立を深める青年横綱(当時)朝青竜を気遣い、何度もこんな苦言を呈したそうです。


「土俵は丸いから無限なんだよ。四角ければ追いつめられたら動けない。人生も同じ。四角張った生き方では自ら窮地に落ちこんでしまう。」


その後、結果的に暴行問題を起こして各界を追われる形で去りましたが、最後までその将来を案じていたそうです。


苦言を呈する。厳しい人は親身である。

偉大な先人に学ぶべきことはほんとうに多々あります。



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