その日は膝や腰の調子がいまひとつだった◎さん


これまでに片膝に水が溜まり

何度も抜くことを繰り返してきたそう

片足を庇う時間が長くなれば

少しずつ左右差も出てきます

パーソナルトレーニングに通われた時期もあったものの

いつの間にか自己流になってしまったり

担当トレーナーさんの退職が重なったりして

足が遠のいたとのこと


レッスンではまず今の体の状態を知ることから

マットに大の字になりどこがマットに触れているのか

呼吸はしやすいのかしにくいのか

左右どちらの肺に呼吸が入りやすいのかを観察


そこから背骨をあらゆる方向へ動かしていきました


◎さんはレッスン前から内観力の高さが伝わってきました

今までの経緯を順を追って丁寧に話してくださったから


過去に何があったのかを振り返りながらも

意識は「今の自分はどうなのか」に向いている

その姿勢があるから細やかに体を扱って

小さな変化を感じ取ることができていました


大きく動くことよりも

今の体が何をしているのかを知ること

それがこれから先の動きやすさに繋がるのかもしれません



レッスンが終わった瞬間

「中心を支えた感じがする」
「足が伸びた感じがする」
「背が高くなった気がする」

と目をキラキラ輝かせながら話してくださいました


そして軽やかに颯爽と歩く後ろ姿

その変化を見ながら内心私はゾクゾク、ニヤニヤ


何かしら感じ取った姿に立ち会えるのは

たまらなく面白いのです

ただ呼吸をして、感じて、動いて、また感じる

だから私は今日も飽きもせず

背骨をあらゆる方向へ動かし続けるのだと思います

笑笑