秋簾そういや味噌を切らしてた | 日々是好日?!

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ヤフーブログから引っ越してきました。
俳句や短歌、野球ネタ、読書にインスタも。…もう、ごちゃごちゃやな(笑)

不定期に自作の俳句とそれにまつわる本を紹介していきます。飽きるまでお付き合いいただければ幸いです。 

秋簾そういや味噌を切らしてた(津野ネット句会)

掲載句は、俳句を始めた頃の句。この頃の句が、自分としてはすごく好きです。ストレートに句になっていった感がある。小難しく考えていない感じ。

飽きっぽい私が、俳句に関してはゆるゆると続いている。これは、句友に支えられているというのもきっとある。嬉しいとき、落ち込んだとき、なぜか真っ先に反応してくれるのは俳句繋がりの人ばかり。

そして、極論をいえば、スマホひとつあれば、いつでもどこでもできるのが、俳句という趣味。
そう、スマホには歳時記も入ってるし、メモ機能もあるし、辞書もある。さらには、発表の場もあるし。そして、時々入選とかいうご褒美がもらえたりする。承認欲求がちゃんと満たされる(笑)
そして、なにより心強いのは、夏井先生の言う「俳句でやっていけないことはない」という言葉。この自由度、安心感半端ないっす。

俳句の自由度といえば、自由律俳句。ひそかに自由律俳句ブームもきていると踏んでいます。





又吉直樹さんといえば、印象的なのが、「NHK短歌」の番組にゲスト出演していたときに、「短歌とは利き腕でないほうで投げるボールのようなもの」と答えていたこと。そこに短歌の詩情が生まれる、それこそが短歌の醍醐味みたいな話をされていて、おぉーと思って以来、忘れられない。

短歌だけでなく、俳句にも通じる言葉だと思います。
「俳句にやってはいけないことはない、そこに一片の詩情を産み出せば」これは夏井いつき先生の言葉。

こちらの二冊、腑に落ちるのに時間が掛かる句もけっこうありますが(笑)、せきしろさんらしい、そして、又吉さんらしい詩情溢れた句が連なります。
きっと、いろんな表情して読むことになると思います。

次回は、せきしろさんが短歌に挑戦する本を取り上げようと思います。(今回、そっちを取り上げるはずが、なぜか方向転換していっちゃたんだなぁ😅…しらんけど。)