『裏切りのサーカス』②英語台詞と日本語訳2 | 成田雅美のBLOG

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『裏切りのサーカス』②英語台詞と日本語訳2:

コントロール&コニー・サックス編

 

映画『裏切りのサーカス』"Tinker Tailor Soldier Spy"で、個人的に印象に残った英語台詞セリフと日本語訳を書いていきます。訳は、日本語字幕をそのまま記載したものと、英語字幕を自分で訳したものの両方があります(無断転載はご遠慮ください)。いわゆる「ネタばれ」になるので、まだ映画を観ていない方は、ご注意ください。既に映画をご覧になった方にお読み頂ければ幸いです。

 

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Control: 

Trust no one, Jim. Especially not in the mainstream.

誰も信じるな、ジム。特に主流にいる連中は。

Control: 

There's a rotten apple, Jim. We have to find it.
腐ったリンゴがある、ジム。我々はそれを見つけなければならない。

 

Control: 

Well, a man should know when to leave the party.
男たるもの、パーティの引き際は心得なければな。

(サーカス(英国情報部)からの解雇と退職の日に)

 

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George Smiley: 

If Witchcraft is genuine...
もしウィッチクラフトが本物なら・・・

Control: 

Nothing is genuine any more...!
もはや 「本物」 など存在しない・・・!

 

※コントロールを演じた名優ジョン・ハート(John Hurt)は、2017年に77歳で亡くなりました。

 

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Connie Sachs:
I don't know about you, George, but I feel seriously under-fucked.

ジョージ、貴方はどうか知らないけど、私はセックスに飢えてる。

Connie Sachs: 

That was a good time, George.
George Smiley: 

It was the war, Connie.
Connie Sachs: 

A real war. Englishmen could be proud then.
良い時代だったわ、ジョージ。
戦争だったんだよ、コニー。

本当の戦争よ・・・イギリス人が誇りを持てた。

Connie Sachs:
If it's bad, don't come back. I want to remember you all as you were.

もし悪い結果なら、もう来ないで。昔の貴方たちの姿を覚えていたいの。
 

※コントロールとスマイリーが解雇された後、情報分析官コニーも解雇されます。しかし、映画では描かれていませんが、スマイリーの復職と共に、彼女も復職します。

※コニーを演じたキャシー・バーク(Kathy Burke)は、アイルランド系イギリス人女優。1997年の『ニル・バイ・マウス』"Nil by Mouth"で、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した実力派です。

 

 

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『裏切りのサーカス』③英語台詞と日本語訳3に続く

 

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