西尾維新の『刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ)』という本。


刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)/西尾 維新
¥1,155
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 この本は西尾維新が描く大河ノベルの第6話。1年間通して毎月発売していることから、この作品がちょうど折り返しの作品となる。


 今回の舞台は前回の薩摩から一気に飛んで、蝦夷である。これまた極端な移動であるが、まぁ~~そんなこと突っ込んでみても仕方ないだろう。そして、展開もまた行き当たりばったりの極み。無謀にも雪山に登り、そして遭難……。


 まっ、今回の作品でのポイントは……七花の初めての敗北ってところか。ストーリー的には後半に向けての伏線というか予告めいたことを散りばめている所為か、肝心な今回の物語自体で考えると少々薄味な感じ。


 ただし、次の作品では姉弟対決が控えていて、ちょっと気になる……。なんだかんだと楽しんでいる自分……(苦笑)。


 さくさくっと読めるのもいいねぇ~~。