逆境回顧録大カイジ展 in東京ドームシティ
賭博黙示録カイジ
逆境回顧録大カイジ展
いざ潜入!
【フォトスポット】
焼き土下座
ククク…カイジくん…
人間、いよいよとなれば頭などいくらでも下げる。問題なのはその行為だけではなく誠意だ、腹の底から誤っているかどうか…だ。
いくら床に頭をこすりつけようとも、腹の中で舌を出されていては、死んでいった連中もうかばれはしない。
ワシは身に染みているのだ。土下座の無意味さについて。腹の底からな。
考えてみればこの日本で、ワシほど頭を下げられた人間もいまい。
ワシはな、困っている人間に拝み倒されると見捨てることができず、次々と貸し続けてきたのだ。助けてやりたくてな。
結果、煮え湯を飲まされ続けてきた!何度も裏切られ続けてきた!奴らは借りる時は「必ず返す。命に替えても、返す」くらいのことを宣うくせに、いざ返す段になると、平然と踏み倒してくるのだ。
表面上はすまなそうな顔をして、床に額をこすりつけてはいるが、どうあれ、とどのつまりは、返さないということを表明する。ワシとの約束、互いに信じ合うことで交わされたワシとの一時的な契約は一歩的に反故、無視される。
カイジ君、この世に暴利なんてものはない。たとえどんな金利であろうと、それこそ3日、あるいは1日で1割であろうと、ワシは貸し付ける前に、その金利について包み隠さず全て話しているのだ。
借りる側はその金利について十分承知の上、借りていっている。何の問題があろう。十分民主的ではないか!それより暴力的…無謀なのはむしろ借り主。
連中はワシとの約束、契約を一方的に反故にして、ただ頭を下げてくるのだ。そしてずる賢いことに、こうして頭を下げることが今できる私の精一杯の誠意で、さらに、どうしてこれほど謝っているのにこいつは許してくれないのか…などと心の中でこちらを非難し、冷血漢呼ばわりしてくるのだ。
ひどい話だと思わないか?当然そんな連中の詫びに誠意があるはずもない。
第一、借金における誠意なんて、これはもう誰が考えたって一つしかないのだ。
すなわち、内臓を売ろうと、強盗をしでかそうと、何をしてもいいから要するに期日までに金を返すことだ。それ以外に誠意などないっ!
そう、金を返さない時点で奴らに誠意なんてものはなく、結局奴らが頭を下げるのは、ただ品性・プライドが劣等、ランクが低い人間というだけで、決して『すまない』と思っているわけではないのだ!
その証拠に、その土下座にちょっとした負荷を加えると、もう連中は満足に謝ることもできなくなる。
本来できるはずなのだ
本当に「すまない」という気持ちで胸がいっぱいなら、
どこであれ
土下座ができる!
ざわ・・・ざわ・・・
譬えそれが、
肉焦がし、
骨焼く、
鉄板の上でもっ!🔥
ざわ・・・ざわ・・・
それでこそ誠意というものっ!できるっ!本当に「すまない」という気持ちで胸がいっぱいなら、謝れる。いや、謝らずにはおられんはずなのだ!
説明するまでもないのだが、念のために言っておく。
この『焼き土下座』は、謝罪する側の誠意の証明として、最低10秒は頭を下げてもらう。
連続10秒の土下座が達成されるまで、何度でもやる。それこそ、額の皮も肉も溶け、直接頭蓋骨を焼くことになろうともだ。
こうでなければならんのだ。謝罪という行為は辛ければ辛い程、その価値を増す。その辛さに耐えてこそ、誠意らしきものを証明できるのだ。できるはずだ。
謝りたい気持ちで胸がいっぱいなら。骨を焼くぐらい何でもない。
それでこそカイジ君の友人達の無念を晴らすことになり、同時に恥をかいたワシへの正当な詫びとなる。当然だ。これくらいは当然。
誠意とは、それほど厳しいのだ。
つまり、逆に言えば、世間で言うところの誠意…ただ謝ったり、土下座をしたりなんていうのが大甘…滅茶苦茶…あんなものに誠意がこもる筈がない。要するにあれは、クズどもの免罪符、責任逃れのための抜け道ではないか!
のう、空条桃太郎!お前はあんなクズどもとは違う。示せるよな、誠意を。本当の誠意をっ!
沼
【戦利品】
わーわーゆーとります
お時間です
じゃあの