死闘開始!「ハンターハンター」ヒソカ vs クロロ (前編)
【天空闘技場】
『さぁ!休みがちの死神が フロアマスター戦として最初に選んだ相手は!
同じくフロアマスターとして 初めての試合を迎えるこの男!
その名はァァァ』
クロロ=ルシルフル
VS
ヒソカ=モロー
ヒソカ:ようやく想いが叶ったよ❤︎
ヒソカ:ここまで待って 馴れ合いみたいな闘いはしたくない♣️
クロロ:追われるのも正直 面倒になってきた
どちらかが 死ぬまでやろう
ヒソカ:OK❤︎
『生き残るのはただ1人!相手の死が勝利の条件〜ん!』
審判:ファイッッ!
ドス!
審判にアンテナ(羽根つき)を刺すクロロ
クロロ:《携帯する他人の運命》(ブラックボイス)
「シャルナーク」の能力を使用するクロロ
ヒソカ:なるほど♦︎
除念の後 ボクをじらしたのは
能力(カード)をそろえるためね♪
『審判が!? クロロと共にヒソカを襲うー!』
ヒソカ:審判でボクの動きを止めアンテナ(羽根つき)を刺す気か!
『スタンプスタンプ!無慈悲な連続スタンプ!』
ヒソカ:操作系の強み…
条件を満たせば即詰みだ♠︎
《伸縮自在の愛》(バンジーガム)
ヒソカ:審判を盾に アンテナにを刺す機会をうかがっている♦︎
ヒソカ:受けて 勃つ❤︎
ボッ!
ヒソカ:爆破!? バンジーガム発動!
クロロ:《番いの破壊者》(サンアンドムーン)
クロロ:ご覧の通り 両手を使う能力だ
左手で太陽の刻印を押し、右手で月の刻印を押す
互いの刻印が触れ合うと爆発する
刻印自体は一瞬で押せるが威力を最大にするためには3〜5秒程触れ続ける必要がある
一瞬の刻印なら今程度の爆発で済むが、完全な爆弾なら 傍の人間も粉々に吹き飛ばす
故郷 流星街で手に入れた能力だ
ヒソカ:親切だね♦︎
舐めてるのかい?
クロロ:後出しはしない 晒したカードで闘うよ
闘い方スタイルは大事だろ?
勝敗なんかよりはるかにな
《栞のテーマ》(ダブルフェイス)
クロロ:栞を挟む事で 本を閉じてもそのページの能力を維持できる
更に開いたページの能力と併用する事も可能だ
この栞は 本に付属するオレの能力で 盗んだものじゃない
「盗んだ能力を2つ同時に使える能力」という事だ
ちなみに栞は一枚しかない
クロロ:元々 右手で本を持つ事が前提の《盗賊の極意》(スキルハンター)だったが、
両手をあけないと発動しない能力を盗んだ事で調整を余儀なくされた
おかげで厄介な制約は増えたが 能力発動時の体術向上の効果は甚だ大きい
両手が自由な状態で能力を1つ使える 素晴らしいと思わないか?
クロロ:これをふまえあと3つ能力を紹介しよう
一人を殺るにあたり使用する能力数 新記録だ
誇りに思っていいよ
クロロ:能力には それぞれ一長一短がある
能力者はそれを工夫で補う
能力を極力隠したり
戦う場所や相手を慎重に選んだり チームで戦ったりが凡例だ
オレはそれに加えて 自分に必要な能力を増やす事が出来る
クロロ:そして確実に勝てる条件が揃うまで
待つ!
ヒソカ:正攻法だね♣️
ボクの絶頂は そんな連中の膝が折れて「こんなハズでは…」という表情を見下ろす瞬間さ❤︎
クロロ:話を能力に戻そう
《人間の証明》(オーダースタンプ)
「スタンプ」を具現化するクロロ
シャルナークの《ブラックボイス》は人間を操作する能力
これは人形を操作する能力だ
クロロ:《携帯する他人の運命》(ブラックボイス)は操作出来るのは最高で2人
《人間の証明》(オーダースタンプ)は操作可能な数は多いが あまり複雑な命令は与えられない
栞で固定
《神の左手悪魔の右手》(ギャラリーフェイク)
「コルトピ」の能力を使用するクロロ
クロロ:オレから見ると死体も人形も同じ動かないただの塊なのだが
《オーダースタンプ》の持ち主だった者にとっては違うらしい
死体は動かせず コピーは動かせる
審判の死体のコピーに捺印
クロロ:ヒソカを壊せ!
クロロ:殺せ と命令すると 原型の性格を強く反映してしまう
そこを「壊せ」に変更するとなぜか
一律に頭を首からはずしにかかるんだ
ボギッ!
クロロ:正解
首を落とせば人形は止まりスタンプも消える
クロロ:ただしまだ《ギャラリーフェイク》を解除していないからコピーはそのまま残る
もしもコピーが消滅したら《ギャラリーフェイク》を解除したからと判断してもらっていい
《転校生》(コンバートハンズ)
クロロ:右手で触れると 相手がオレの姿になり、左手で触れると オレが相手の姿になる
どれがオレかを見分けるのは簡単だと思う
手のひらに矢印が残っているのがオレだからな
ヒソカ:《ギャラリーフェイク》で矢印付きのクロロのコピーは無理か♦︎
栞を挟んで 矢印を残したまま《ギャラリーフェイク》を発動させるには、本が邪魔だな♦︎
クロロ:最後に1つ、最も重要な情報を提供しよう
クロロ:オレの《スキルハンター》は盗んだ相手が死ぬと本の中の能力も消滅し使えなくなるはずだった
だが 今 説明した中に1つ
能力者の死後も 本に残る能力がある
ヒソカ:死によって より強まる念!
クロロ:その能力の持ち主だったのは流星街の長老だ
もう察しているだろう?オレが何を言いたいのかを?
ヒソカ:ああ…♠︎
《サンアンドムーン》は一度刻印されたら 消せない!
クロロ:その通り
爆発するまでそのままだ
クロロ:説明は以上だ
挑発する訳ではなく100%オレが勝つ
それでも続けるか?
ヒソカ:勿論❤︎
人とは、本当に面白いな
ドギュッッ
《ブラックボイス》
《バンジーガム》
『戦闘再開です!
逃げるクロロをヒソカが追って』
『観客席へ 乱入!』
ヒソカ:近づき過ぎればアンテナが危険だが
距離を取りすぎるのは クロロの思う壺♠︎
ヒソカ:もう1人!アンテナを2本使ったのか!
消えた!
《ブラックボイス》
↓
栞で能力固定
↓
《コンバートハンズ》発動
↓
左手で誰かに変身
↓
栞を《コンバートハンズ》に移動
↓
本を閉じて潜伏
全く…厄介だな♠︎
つづく
戦闘狂 奇術師ヒソカVS幻影旅団 団長クロロ
夢の対戦カードついに実現!
ヒソカの永年の希望であったクロロとのタイマン勝負
自らの能力を制限しつつ勝負に挑むクロロ
いったいどーなってしまうのか!?
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プレミアムバンダイ
ヒソカ
じゃあの