おはようございます。
2014年1月17日(金)です。
朝は「くもり」でしたが、今は太陽の光が差し込んできて「晴れ」てきているようです。
1月17日という日を覚えているでしょうか?
今から19年前になります。
995年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生しました。
阪神・淡路大震災です。
朝のニュースで燃えさかる街、崩れた高速道路、を見たときは本当に胸がドキドキしました。
阪神・淡路大震災では、政府や行政の対応の遅れが批判された一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化し「日本のボランティア元年」と言われました。
これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で「防災とボランティアの日」が制定され、翌1996年から「防災とボランティアの日」が実施されるようになりました。
阪神・淡路大震災から19年が経過したのですね。
我々の三にもいつ災難が起こるか解りません。
いつでも対応できるように準備をしておきましょう。

さて、本日の第48回PTOT国家試験解答解説ですが、PT専門分野の御前問題29を解説致します。

PT 48-AM29
膝関節前十字靭帯損傷で異常所見がみられるのはどれか。2つ選べ。
1. Lachman test
2. McMurray test
3. Thompson test
4. 軸移動テスト (pivot shift test)
5. 後方引き出しテスト (posterior drawer test)

では、解説致します。
下の解説図をご覧ください。





(解説)
<膝関節前十字靭帯損傷のテスト>
前方引出しテスト
Lachman test(ラックマンテスト)
Nテスト
軸移動テスト (pivot shift test)


1.○:Lachman test=前十字靭帯損傷のテスト
2.×:McMurray test=外側内側側副靭帯損傷のテスト
3.×:Thompson test=アキレス腱断裂のテスト
4.○:軸移動テスト (pivot shift test) =前十字靭帯損傷のテスト
5.×:後方引き出しテスト (posterior drawer test)=後十字靭帯損傷のテスト

以上のことから、正解は「1. Lachman test」「4. 軸移動テスト (pivot shift test)」です。

整形外科テスト法には
①体幹に対する整形外科テスト法
②上肢に対する整形外科テスト法
③下肢に対する整形外科テスト法
がありますので、自分自身でも部位瞥にテスト法の名称とテスト手技を体験学習していきましょう。
では、本日もどうぞ宜しくお願い致します。