おはようございます。
2013年12月18日(水曜日)です。
本日の福岡は「小雨」です。
ここ数日は「曇り時々小雨」が続いています。
昼間は少し「雲が切れてきたな、お天気になるかな?」と思っても夕方になると、またまたどんよりとした小雨模様。
これはやはり、冬の空、ですね。
東北や北海道では、例年になくおお雪が積もっているとか・・・。
九州では阿蘇のような高い山を除いては雪が降ることもなく、50年前に比べると、ずいぶん暖かくなってきていると思う毎日です。

さて、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、OT専門分野の午後問題21を解説いたします。
関節可動域測定法の問題です。

OT48-PM21
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 肩外旋―――肩峰を通る床への水平線
2. 前腕回外――上腕骨
3. 手橈屈―――示 指
4. 股外旋―――膝蓋骨から下ろした垂直線
5. 頸部回旋――両側の外耳孔を結ぶ線への垂直線

では解説いたします。
下の関節可動域測定の見本表をご覧ください。





1.×:正しい肩外旋の基本軸=肘を通る前額面への垂直線
2.○:前腕回外の基本軸=上腕骨
3.×:正しい手橈屈の基本軸=前腕の中央線
4.○:股外旋の基本軸=膝蓋骨から下ろした垂直線
5.×:正しい頸部回旋の基本軸=両肩の肩峰を結ぶ線への垂直線

以上のことから正解は「2. 前腕回外――上腕骨」と「4. 股外旋―――膝蓋骨から下ろした垂直線」です。

実際に他者をモデルにして行動学sy封してみましょう。
そして問題を見た瞬間に、下の図表の図が頭の中に浮かぶと、もう間違いありません。
頭の中にイメージ図が浮かぶまで、行動学習してみましょう!

では、本日もどうぞよろしくお願いいたします。