おはようございます。
2013年11月15日(金曜日)です。
11月も後半分と言うところまで来ましたね。
ついに第49回PTOT国家試験まで「あと100日」となりました。
本当に月日が経つのは速いと感じますね。
もう悠長に構えている暇はありません。
国家試験まで「まだまだある」なんて考えていると間に合わなくなってしまいます。
国家試験は「プロフェッショナル」への入り口です。
「プロ」になるって、そんなに簡単じゃないんですね。
必死になって努力してこその「プロ」なんじゃないでしょうか?
さあ、皆さん。
気持ちを引き締めて、残り100日、がんばって行こうじゃありませんか?

さて、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、OT専門分野の午前問題23を解説致します。

OT48-AM23
脳血管障害後の片麻痺患者にBrunnstrom法ステージテストを行った。肩関節の屈曲は肘伸展位で150゚可能、外転は90゚可能であるが肘関節が30゚屈曲していた。また円柱形のペグを把持するよう指示すると、対向つまみはできなかったが横つまみは可能であった。
Brunnstrom法ステージの組合せで正しいのはどれか。
1. 上肢Ⅲ――――手指Ⅳ
2. 上肢Ⅳ――――手指Ⅲ
3. 上肢Ⅳ――――手指Ⅳ
4. 上肢Ⅴ――――手指Ⅳ
5. 上肢Ⅴ――――手指Ⅴ

下の解説図をご覧ください。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ



設問の文章から考えて・・・
上肢=肩関節の屈曲は肘伸展位で150゚可能、外転は90゚可能であるが肘関節が30゚屈曲→ステージⅤ
手指=円柱形のペグを把持するよう指示すると、対向つまみはできなかったが横つまみは可能→ステージⅣ

以上のことから、正解は「4.上肢Ⅴ・手指Ⅳ」ですね。

ブルンストロームステージを理解していることは「常識」の範疇です。
国家試験に出題されて当たり前の知識です。
しっかりと自分の身体を動かして、「常識」として言えるようになりましょう。

では、本日もどうぞ宜しくお願い致します。