おはようございます。
2013年10月4日(金曜日)、お天気は「晴れ」です。
10月に入っても、暖かい日が続いていますね。
昼間は半袖で過ごさないと汗がにじんでしまいます。
それでも朝夕の窓から入ってくる風は少しだけ冷たく、これくらいの風邪は本当に気持ちよいと思える様になりました。
でもこのように朝夕と昼の寒暖の差があると、風邪を引きやすくなりますから、体調には十分気をつけたいですね。

では、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説について、共通分野の午前問題99を解説致します。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午前 問題99
見捨てられ不安を特徴とするのはどれか。
1. 演技性パーソナリティ障害
2. 境界性パーソナリティ障害
3. 強迫性パーソナリティ障害
4. 非社会性パーソナリティ障害
5. 統合失調質パーソナリティ障害

では解説致します。
下の解説表をご覧ください。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ



1.×:演技性パーソナリティ障害=日常生活で役者の様な演技行動をし、それが注目の的とならなければ大きなストレスを受け、その結果、自己破壊的行動や挑発的な性行動を取る
2.〇:境界性パーソナリティ障害=不安定な自己イメージ、感情と思考の制御不全、衝動的な自己破壊行為などを特徴とする障害(基礎に見捨てられ不安がある)
3.×:強迫性パーソナリティ障害=強すぎる完璧主義的傾向、規則に固められた思考・行動パターン、協調的な対人関係困難・トラブルを生じる
4.×:非社会性パーソナリティ障害=他者を無神経に軽視し、モラル欠如、不誠実、欺瞞(ぎまん)に満ちた行動を起こす
5.×:統合失調質パーソナリティ障害=非現実的、奇異な思考や行動、風変わり、対人関係を苦手とする

以上のことから、正解は「2. 境界性パーソナリティ障害」です。
この「パーソナリティ障害」については毎年1問は出題されます。
是非、制覇してほしいと思います。
本日もどうぞ宜しくお願い致します。