おはようございます。
2013年10月3日(木)です。
本日のお天気は「曇りっぽい晴れ」です。
10月に入り、暑さも徐々に和み、エアコンもいらなくなってきましたね。
それでも昔に比べると平均気温は高くなったように感じます。
昔は10月になると長袖が当たり前だったのに、まだまだ半袖でも大丈夫。
日本はやがてハワイ化するのでしょうか?

さて本日の第48回PTOT国家試験の解答解説は、共通分野の午前問題98を解説致します。


第48回PTOT国家試験 共通分野
午前 問題98
雑踏の中で強い不安が生じ、その場所を避けるようになるのはどれか。
1. 適応障害
2. 解離性障害
3. 強迫性障害
4. 広場恐怖症
5. 社交恐怖症

では、解説致します。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ


1.×:適応障害=外的ストレスが原因となって起こるストレス障害(不安、抑うつ、焦燥、過敏、混乱などの情緒的な症状)
2.×:解離性障害=ストレスや不安から逃れるため自分が自分であるという感覚が失われ自己同一性を失って社会生活の支障きたす
3.×:強迫性障害=強迫観念(本人の意思とは無関係に頭に浮かぶ不条理な観念)と強迫行為(強迫観念を打ち消すための行為)からなる
4.〇:広場恐怖症=雑踏の中で強い不安(「もし何か(不安発作が)起きたら…」と恐れる、そこに人だかりのできることを恐れる、広場に限らず旅行や家の外に出ること・群集・不安発作時に避難できない場所に不安を感じる)が生じ、その場所を避ける
5.×:社交恐怖症=社交場面で自分を否定されたり他人に辱(はずかし)められる事に対する強い不安や恐怖を感じる

以上のことから、正解は「4. 広場恐怖症」です。
この問題も良く出題される問題ですね。
しっかりと学習していきましょう。