おはようございます。
2013年9月2日(月曜日)。
ついに9月になりましたね。
朝起きたときの気温も少しだけ秋の気配がします。
一昨日からの台風は、お陰様で、大きな被害も無く、熱帯低気圧に成ってホッとしたところですね。
国試塾リハビリアカデミーでは、一昨日・昨日と「国家試験対策教員セミナー」を開催させて頂きました。
全国から参加してくださった先生方も、大変一生懸命受講してくださいました。
2日間とも1時間以上の延長になるくらい、熱心に質問→ご意見を頂きました。
本当に心から御礼申し上げます。
今回の反省点も含め、来年の教員セミナーでは、もっともっと充実したセミナーになるように努めて参りますので、今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

では、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、共通分野の午前問題93を解説致します。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午前 問題93
絞扼性イレウスの特徴はどれか。
1. 保存療法で治癒することが多い。
2. 腸管の血流障害を伴う。
3. 腹痛は軽度である。
4. 下血がみられる。
5. 結腸に好発する。

では、解説致します。
下の解説表をご覧ください。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ



イレウスとは腹部臓器(小腸・大腸)の腸閉塞のことです。
中でも絞扼性イレウスとは、その原因が腸が機械的に締め付けられた結果閉塞を起こす疾患のことです。

1.×:絞扼性イレウスの治療=緊急手術
2.〇:腸管=(腸管壁の血管が圧迫され)血流障害を伴う
3.×:症状=激しい腹痛
4.×:症状=腸管の運動障害と閉塞により「排ガス、排便、下血」などはない
5.×:好発部位=腸管どこでも発症するが「回盲部」が最も多い

以上のことから、正解は「2. 腸管の血流障害を伴う。」です。
下の解説表をしっかりと読んで、目に焼き付けましょう。
では、本日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。