おはようございます。
2013年8月28日(水曜日)です。
お天気は快晴(出も少し秋の空)です。
朝起きて窓を開けると「清々しい風」が吹き込んでくるようになりましたね。
8月ももう後4日足らず。
日にちが過ぎていく速さを肌で感じています。
国家試験まで後半年足らずです。
そろそろ気合いを入れ直して「頑張ろう」ではありませんか!

では、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説についてですが、共通分野の午後問題89を解説致します。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午後 問題89
絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。
1. 肘部管症候群―――――橈骨神経
2. 円回内筋症候群――――尺骨神経
3. 手根管症候群―――――正中神経
4. 梨状筋症候群―――――外側大腿皮神経
5. 足根管症候群―――――総腓骨神経

では解説致します。
下の解説図をご覧ください。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ



この問題も国家試験に良く出題される「絞扼神経障害」ですね。
末梢神経がどこの部分で圧迫・絞扼されるかを問うた問題です。
末梢神経の走行が解っていれば必ず解くことができます。
ですから、下の解説図をしっかりと図式できるようにしてください。

1.×:肘部管症候群=尺骨神経障害の絞扼
2.×:円回内筋症候群=正中神経障害の絞扼
3.〇:手根管症候群=正中神経障害の絞扼
4.×:梨状筋症候群=坐骨神経障害の絞扼
5.×:足根管症候群=脛骨神経障害の絞扼

ということで、正解は「3. 手根管症候群―――――正中神経」です。
必ず、下の解説図を見て、一度自分で図を描いてください。
図を描くことが最も確実に頭の中に記憶することができる最短方法です。
本日も頑張っていきましょう。