おはようございます。
2013年8月19日(月曜日)です。
8月ももう下旬に入りますね。
まだまだ暑い日中ですが、河原には「赤とんぼ」も飛び始めて、少しずつですが、秋へ向かっているんだと感じ始めました。
テレビでは相変わらず「熱中症」が話題ですね。
夏休みの日中の過ごし方で「熱中症」も予防できます。
皆さんくれぐれも体調にはお気をつけくださいね。

では、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、共通分野の午後問題88を解説いたします。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午後 問題88
腰部脊柱管狭窄症でみられるのはどれか。
1.Trendelenburg徴候
2.下肢の腱反射亢進
3.腰椎前弯増強
4.間欠性跛行
5.槌趾変形

では、解説いたします。
下の解説図をご覧ください。


$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ


1.×:Trendelenburg(トレンデレンブルグ)徴候=(筋ジストロフィーなど)中殿筋障害の場合
2.×:下肢の腱反射亢進=中枢神経障害の場合
3.×:腰椎前弯増強=(筋ジストロフィーなど)大殿筋障害、股関節屈曲拘縮などの場合
4.〇:間欠性跛行=腰部脊柱管狭窄症の症状
5.×:槌趾変形=関節リウマチ、外反母趾、末梢神経疾患、狭い靴など

以上のことから、正解は「4.間欠性跛行」です。
各々の病的症状をしっかりと把握していればすぐにわかる問題ですね。
是非一度、各々の症状をご自分で真似して体感してみてください。
一度体感すると絶対に忘れません。
ほんの数分ですみます。
がんばって体感してみてくださいね。

では、本日もどうぞよろしくお願いいたします。