こんにちは!
本日は、国試塾リハビリアカデミーはお盆休みをいただいております。
昨日は主人の実家にご挨拶にいき、お墓のご先祖様(義父・義母)にご挨拶し、今年前半期のご報告をして参りました。
半年間、いろいろありましたが、昨年発症した高血圧も投薬のおかげで一定に落ち着いており、何とか無事に過ごさせていただいたこと、しっかりと報告して参りました。
国試塾リハビリアカデミーの勝負はこれからの半年間です。
塾生たち全員の国家試験合格が一番の大仕事です。
その目標に向かって達成できるようにがんばります。

さて、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、共通分野の午後問題83を解説いたします。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午後 問題83
肩手症候群で正しいのはどれか。
1. 初期は疼痛を伴わない。
2. 末期には手指腫脹がみられる。
3. 初期には皮膚紅潮がみられる。
4. 慢性期の温熱療法は禁忌である。
5. 複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅱ型である。

では、解説いたします。
下の解説表をご覧ください。

$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ


1.×:初期=手背部の急性びまん性浮腫と圧痛、動きによって増強する肩と手の痛みが主です。
2.×:末期=手の腫脹・圧痛・疼痛は解消、手指に線維性屈曲拘縮と手の活動制限が起こります。
3.〇:初期=皮膚紅潮がみられます。
4.×:慢性期=温熱療法による組織の粘弾性の改善を目標とします。
5.×:反射性交感神経性ジストロフィー(複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅰ型)です。
複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅱ型=神経損傷に関連する交感神経性の慢性疼痛(カウザルギーなど)で受傷直後に発症します。

以上のことから、正解は「3. 初期には皮膚紅潮がみられる。3. 初期には皮膚紅潮がみられる。」です。
下の表をしっかりと見て、学習を進めましょう。
では、本日もどうぞよろしくお願いいたします。