おはようございます。
2013年7月11日(木)です。
本日も全国的に『猛暑』です。
昨日も熱中症で搬入された人はかなりの数だと聞いています。
また、現時点で熱中症の患者の約半数が65歳以上だとか。
高齢者の方は「もったいない」と言って冷房を使われないので、「熱中症」になることが多いのだそうです。
冷たい濡れタオルで手足を拭くだけでも熱放散が進み、熱中症になる確率が減るそうです。
こまめに水を飲み、こまめに身体をぬれタオルで拭いて、気持ちよく猛暑を切り抜けましょう!

では、本日の第48回PTOT国家試験の解答解説ですが、共通分野の午後問題71を解説致します。

第48回PTOT国家試験 共通分野
午後 問題71
股関節の内旋運動に関与する筋はどれか。2つ選べ。
1. 小殿筋
2. 大殿筋
3. 縫工筋
4. 半膜様筋
5. 大腿二頭筋

では、解説致します。
下の下肢の図をご覧ください。

$「国試塾リハビリアカデミー」中島塾長のブログ



筋の動きを考えるときは「起始・停止」の位置を確認し、それが収縮(短くなる)と関節はどのように動くかを考えると大変良く理解できます。

1.〇:小殿筋=股関節の内旋作用
2.×:大殿筋=股関節の伸展・外旋作用
3.×:縫工筋=股関節の屈曲・外転・外旋作用
4.〇:半膜様筋=股関節の内旋作用
5.×:大腿二頭筋=股関節の伸展・外旋作用
と言うことで、正解は「1. 小殿筋、4. 半膜様筋」です。

皆さんもしっかりと筋の「起始・停止」を指さし点検しながら、確認作業を行いましょう。
では、本日もどうぞ宜しくお願い致します。