新年早々から
大地震や羽田空港の飛行機事故など。
本当に痛ましい自然災害や事故が続いて無い胸が痛みます(今日は笑っちゃダメなとこ🙅)
今回の大地震で命を落とされた方々。
羽田空港事故での海保の乗組員の方々に
心よりお悔やみ申し上げます
今回、被害に合われた方。
また倒壊した家屋の下敷きになって未だ行方がわからない方々が一刻も早く救助されますようにと願っております。
さて
1/3に地上波初放送、
全編ノーカットで放送された
劇場版「Dr.コトー診療所」
きっとご覧になった方もたくさんいらっしやると思います。
私は一昨年の12月。
まだ自分が乳ガンだとわかる前。確か公開初日に見にいってました。
今年は1/2と1/3の二日間に渡り
テレビ放送に先駆けて
2006 Dr.コトー診療所
を一挙再放送しましたね。
2006年版のDr.コトーでは、
コトー先生の良き助手であり、理解者であり、看護師と言う仕事に誇りを持っている彩佳さん(柴咲コウさん)に乳ガンが発覚するシリーズです。
私は映画を見に行く前に復習(予習?)するべく、どこかの配信サイトで全てのDr.コトーを見ていたんです。
だけど彩佳さんの乳ガンは全然ピンと来ていないんですよね。
当時は
「自分とは関係ないドラマの中の話」だと思っていたので。
今回テレビで再放送された
2006年版をテレビでたまたま見ていて
彩佳さんは術前化学療法(抗がん剤)でガンを小さくしてから手術という流れ。
また術前検査では腋窩リンパ節に転移もある。
と言う設定。
想像するに
ルミナルAタイプ(もしくはB)
ステージⅡB
と言った所でしょうか?
ところが、術前化学療法の抗がん剤(AC療法)が
酷い副作用であるにも関わらずあまり効果が見られない。
その後、抗がん剤を変えて(ここ、堺雅人さんが早口で何に変えたのかは聞き取れずタキソテールかな?)
その結果、それが効いてリンパ節に転移していたガンが消えていると…
そこでコトー先生(吉岡秀隆さん)は
「彩佳さんは看護師の仕事を続けたいと望んでる。
リンパ節は郭清するとその後の副作用やケアがかなり大変。
だから腋窩リンパ節の郭清を省略したらどうか?」
と鳴海先生(堺雅人さん)に訴えるわけですが
鳴海先生は勿論反対。
だけどそこで簡単に引き下がるコトー先生じゃありません。
「僕に彩佳さんの手術をさせて下さい」
すごいですよね~
離島のお医者さんは何でも出来るんですよ!
さて手術当日。
(ここからはFODで見ながらセリフを書き起こしております)
コトー「胸の再建術をしない?どうして?」
彩佳「胸の切除をしても再建術をすれば見た目にもわからないくらい元通りになることはわかってるんです」
コトー「だったら…」
彩佳「だからなんです。
コトー先生の事だから、きっと乳ガンなんてあったの?って言うくらい綺麗にオペして下さると思うんです。
そしたら私、時間が経った時、ガンと言う病気を軽く考えてしまうかも知れません。
手術が全て上手くいってこの先私が看護師を続けられるとしたら、ガンの患者さんのお世話をする事もあると思うんです。
その時の為に私が味わった思いを自分の目で確かめられるようにしておきたいんです。
なんか私、すごくバチ当たりな事言ってますよね?
ごめんなさい…でも…」
コトー「わかりました。彩佳さんの言う通りにしましょう」
こんなやり取りがあったんですね~
見ていた当時、まったく気に止めて居なかったシーンにビックリ。
その後、コトー先生は
術中にアイソトープでセンチネルリンパ節を見つけて摘出。
すぐに病理検査にかける。
そしてその結果がネガティブ(陰性)だった事を確認して、
腋窩リンパ節郭清を省略するんです。
2006年の時点では、まだ
センチネルリンパ節を摘出して、その結果により
腋窩リンパ節に転移があるかどうかを調べることは、主流ではなかったんですかね?
(鳴海先生は抗がん剤でガンが消えたとしても、腋窩リンパ節は郭清するべきと言う意見でした)
どちらにしても…
自分が乳ガンを経験した
前と後では、同じドラマでも見方や捉え方が全然変わるんだと、
大変驚きました
さて、映画館の大スクリーンでも見た
劇場版 Dr.コトー診療所
ですが、
あれから16年後の志木那島診療所の様子。
彩佳さんはコトー先生と結婚して妊娠7ヶ月。
ん?
乳ガン手術後にホルモン治療はしなかったの?
あ、16年経ってるからタモキシフェンの服用期間は過ぎてるのかな?
(映画館で見た時は全く何も思ってません。あ、彩佳さんお腹に赤ちゃんいるのね~くらい)
すると劇中、
コトー先生と鳴海先生の電話での会話から察するに、
彩佳さんはコトー先生との赤ちゃんが欲しいが為に
ホルモン治療を途中で止めていた事が発覚
鳴海先生は「再発のリスクが~云々」とか言ってたみたいですが
マジですか?
まぁ、ドラマのお話なのですが、そのセリフで妊娠については片付けられておりました
一度見たドラマも改めて違う視点で見ると、二度楽しめますね
と言うわけで喪中の我が家のお正月は、
夫リアルで見ていなかったVIVANT
私Dr.コトー診療所
に楽しませて頂きました