さて？何をするか？

仕事を探しまくる。

そうだ！浴室のタイルの模様替えをしてみよう！

それも！こだわりを持って懐かしい日本製のタイルを敷き詰めてみよう！とタイル店をのぞいてみた。

「日本製のタイルはありませんか」

「今は売れないから置いてないよ」と店員

「以前はタイル専門店だったよね」

「今もタイル屋だが、中国製の安い床タイルしか置いてない」とそっけない返事だ。

私は「古いタイルがこの辺にあったような？」と、奥の棚の下に潜り込んだ。

埃が厚く積もった段ボール箱を５個ほど見つけた。その箱には、売れ残りのタイルが数枚づつ残っていた。

店員はびっくりした表情で「良く探してきたね」と・・・・・・在庫には載せていない代物だ。

「日本製のタイルは土がとっても密」で最高級のタイルが出来るけど、今はハウスメーカーが使ってくれず、安い中国産ばかり注文が入る」

と肩を落とす社長さん。

案の定！日本製のタイルの在庫も昔仕入れたものばかりで、在庫がほとんどない。

タイルは数枚単位（３０㎝四方で一枚）が数十枚あるだけだ。

今は製造していないという細かなタイルを見つけた。

定価の三分の一で買い求めて、早速浴室の床を改修した。

同じ色のタイルが集まらず、奥は色違いになってしまったが、これも致し方ない。

素人職人は目地の幅が異なるのですぐわかる。

上紙がついたまま貼ったが、左側は目地部分が広い。そこで細かい黒のタイルを、広い部分に入れてみたのだが綺麗にはならない。

やはり！俄か職人！金は取れない。（笑）

俄かタイル職人