競泳は残すところ男女のメドレーリレーとなりました。
日曜日の朝3時半からです。
選手の本当に素晴らしい活躍に、毎日元気をもらっています。

選手たちの頑張る姿がとても誇りに思いますし、この競技を自分がやっていて今も関わっていることがとても嬉しいです。

入江くんの素晴らしいコメントに、今のチームワークが素晴らしい形であることが伺えます。

また、康介のあのチャレンジしたレースにみんな勇気を与えてもらったのではないでしょうか。



実は私は個人的に、あのレースで救われた思いになりました。

決して以前のような絶好調な状態ではなかったにも関わらず、見事な修正。
150Mまで世界記録ペースで入る積極的なレース。
最後の最後まであきらめないその泳ぎに、本当に感動でした。

私の3度目のチャレンジは2004年。
200平泳ぎで4位。3位の選手との差は100分の5秒。
悔しいのは当然あったけど、後悔はありませんでした。

そのスタート台に立つまで、本当にしんどかったんです。
不安との戦いでした。でもあきらめちゃだめだって思いで日々過ごしていました。
だから、スタート台に向かうとき、全身に鳥肌が立つほど幸せを感じました。

ここで泳げる幸せ。
ここまでこれた幸せ。
チャレンジできる幸せ。

結果は4位。
メダルには手が届かなかったけど、本当に精一杯やった結果でした。


でも。。。。

それでも。。。

未だに、私はメダルへのコンプレックスに悩まされることがあったんです。
もう次の道へ歩み始めていて、自分でもなんでそう考えてしまうのだろう。。。
って思うのですが。
もう頑張っても変えることのできない過去に縛られる自分がいました。

メダルじゃない、それぞれがそれぞれ自分に負けずに努力しそこに立ってチャレンジすることが本当に大切なこと。

そう言う自分は、一番そう思いたかったのです。

それが。。。

康介の泳ぎを見て、

しびれました。
かっこよかった。
今までももちろんだけど、今回の康介の勇気、粘り、チャレンジに衝撃を受けました。

そうだ、
これでいいんだ。。。
あのレースも意味があったんだ。。。

と思ったのです。

選手はもちろんメダルや記録に残るレースを目指すけれど、私にとって深く深く記憶に残るレース
でした。


康介には直接言うことが出来ないかもしれないけど、
勝手に私はありがとう!!!って感謝の気持ちでいっぱいです。


今後、もしまた自分があのコンプレックスに悩まされることがあったら、あのレースを思い出そうと思います。



諒も、本当にすごく努力したんだね。
泳ぎからもコメントからもすごく伝わってきました。


また、自分が果たせなかった100と200のオリンピックのメダルを鈴木聡美ちゃんがやってくれました!!!!
本当に本当に嬉しかったし、すごく感動しました。
あの緊張感の中、自分のレースをし自己ベストを出すなんて、本当にすごいことなのです。
笑顔が最高でしたね。


なんだか競泳のレースが終わってしまうのが寂しい気がします。
毎日3時半に起きて、眠い気持ちもあったのにレースを見た途端に元気になって、今日も頑張るぞーって思えて。。。


今回の競泳チームに心から<ありがとう>

あ、
まだ終わってませんね!!!

リレーもしっかり起きて応援します。

輝く頼もしい後輩たち。
いや、尊敬するアスリートたち。

ラストレースとオリンピックの空気を思い切り楽しんで帰って来てください。