こんばんは
沖田真早美です
先日、
個人的に能登のお父さんに
メッセージ書かせて頂きましたが
改めて…。
“能登のお父さん”こと
上野さん。
この写真は、
お父さんに始めてお世話になった頃。
石川県の能登半島の最先端にある
禄剛崎を舞台にした『雪炎岬』で
お世話になりました
優しくて、楽しくて、
大好きなお父さん
最近では、
ディナーショーの次の日に
『お疲れさん』って電話くれて
山で採れたキノコやキウイ、
お父さんの無農薬野菜のカブを
送ってくれて、
その送られたキノコなどの事を
ブログを書いたら
LINEが来て…。
『都会の人は天然のキノコなんて見たことないだろう。
お父さんは天然です』
』なんて言葉が来たから
私が
『お父さんの天然は知ってます
』
』ってお返事したら
『真早美、お父さんは謙遜して言っただけです』
』なんて…会話して…。
最期の会話が
『そんなお父さんが大好きだよ』
』この最期のLINEで
送られてきた写真が…
このLINEから
3日後の12日。
能登のお父さんは、
キノコを採りに入ったまま
行方不明になりました…。
日本海側では、
寒波で14日から連日の大雪。
16日の朝、
奥さんから
私の元に連絡がきました。
あんなに山深いところで
捜索しても
見つからずに…
とうとう
雪で捜索も出来なくなってしまって…。
毎日、お母さんと電話で話して
二人で泣いて…
雪どけしないと捜索出来ないと
言われてしまい、
もしも春まで雪がとけなければ…
そんなにお父さんは
雪の中で一人でいなきゃいけないの
神奈川の夜も
外に出れば
凍えるほどの寒さで
ましてや、
雪がたくさんある中に
いるお父さんが
心配で…。
ど根性のお父さんだから
そんじょそこらの事だったら、
必死に自力で
山から降りたはず…。
笑いながら
『いや〜、
真早美、心配かけて申し訳なかった。
死にそうになって、わしも
びっくりしたわ
』
』って
連絡がくるはず…。
毎日、無事である事だけを祈って、
山の中に仙人みたいな人が
助けてくれて、
暖をとれる場所に
いてくれないか…とか。
なにがお父さんに起きたのか…
考えるだけで
涙しか出ませんでした…。
18日の夕方
お母さんから連絡が来て
ご近所、お仲間の皆さんが
山に入って、
お父さんが見つかったよ…と。
ただ、お父さんは
冷たい姿になって
そのまま検死に入りました。
すべって、
尾てい骨を強打と共に
くも膜下出血を起こしたそうです。
今日、告別式が終わりました。
もちろん、私は
参列出来ませんが、
お母さんから届いた遺影は
カラオケをステージ衣装きて歌ってる
お父さん。
とてもステキな遺影でした。
きっと
歌手仲間の方も
“能登のお父さん”上野さんと
ご一緒した方が多いと思います。
このブログで
お父さんの訃報が伝わればいいなと思います。
お父さん、
今までありがとうございました
これからも
ちゃんと見守ってよ
新曲出たら…
お父さんのキャンペーンが
出来なくなっちゃって寂しいよ…。
お父さんから
珍しいものをたくさん教えて頂いたね
今年は、コロナで動けないから
農家だーって……
って……オクラの花は美味しかったよ
去年は、キャンペーンでお世話になって、
遊覧船乗ったり、
市場に行って海鮮物食べたり、
カニも食べたね
毎回、キャンペーンの合間に
５番ラーメンや、おうどんも食べたね
『雪炎岬』のカラオケ決勝大会に
東京にも来てくれたけど
新幹線が止まっちゃって、
大変な東京珍道中になっちゃったのよね
『葉桜しぐれ』も
『津軽じょんからひとり旅』も
あちこちで歌ってくれたね
いーっぱい楽しかったね
もっともっと
能登でお父さんと楽しく過ごしたかったよ…。
お父さんの話…
止まらないや…
お父さんの事
絶対に忘れないよ
お母さんにも時々、連絡するけど
ちゃんとお父さんも見守ってあげてね
お父さんのご冥福を心よりお祈りします