社会的影響力を持つ人達によっては、少額の投資をするくらいならば、自己投資や経験へのお金の使用を推奨しています。


私は、意味があると考えています。


そもそもですが、数万円の支出でもそこそこのホテルや食事が可能ですし、自己投資は知恵を出せば0円で可能なものが沢山あります。


マネーリテラシーがあるという前提さえあれば、自己投資や経験を獲得しながら余剰資金を投資に回すことは、新卒の給与でも可能です。


次に投資ですが、まずは単身者の月々の水道代が約1600円とします。その状態で、例えば利回り4%の株を買う場合、以下の計算式によって、不労所得によって水道代を支払うことが可能になります。


"月々に掛かるお金*12ヶ月/期待利回り=不労所得によって工面できる分岐点"


具体的な数字を当てはめてみましょう。

1600円*12ヶ月/0.04=48万円


つまり、48万円の投資をするだけで、一人あたりの水道代を不労所得から支払うことが可能になります。


ある人の月々の自炊の食費が2万円ならば、

2万円*12ヶ月/0.04=600万円 の投資が出来れば、その人は自炊のために頭を悩ませる必要が無くなります。


このように物事を細分化して考えていくと、少なくとも水道代ならば多くの人は1年もあればちょっと贅沢をした生活を送っても不労所得によって工面可能になりますし、食費も10年前後であまり無理をせずに工面可能になります。


不労所得によって工面可能な項目が増えると、不労所得の増加速度は段々と上がっていき、早期引退も目指せます。


このように、少額の投資は段階的に経済的な自立を達成していくことができるため、意味があると私は考えています。


更に言えば、まとまったお金が入ってから投資デビューをする方が危ないです。


まとまったお金が入ってから投資を考えると、金地金、銀行の窓口取引、新築ワンルーム投資、ハイイールド債、トルコリラ円、FOFの投信、毎月分配型の投信etc. といった大々的に宣伝されている危ない商品を買ってしまうことになってしまいます。


あなたが頑張った先でカモられたくなければ、少額から投資を始めた方が良いです。