この記事が、学歴によって生きづらさを抱える人々の助けになれば幸いです。
 

学歴と年収の関係について

はじめに、私は一浪を経験した上で偏差値43ほどの四年制私立大学、立正大学の地球環境科学部を卒業しました。また、軽度から中度のADHDとASDがあるため、多動や過集中、コミュニケーションの失敗などで多くの人間関係も破壊してきました。そのため、一般的に見れば私のステータスは低い部類に入るかもしれません。

ですが、31歳時点での私のサラリーマン換算の収入は1300~1400万円であり、「高学歴ほど高収入」という一般的な情報とは異なる部類に入ります。これは統計データで見ても上位10%以内に入る収入であり、客観的な事実です。

※上記リンクは所得と書いてあるため、もしかしたら全体の中での私の収入の位置はもう少し低くなる可能性もあります。ですが、同年代で情報を絞ったら更に上位に入ると考えられます。

 

 

 

 

 

 

収入に大切なことは因果関係

学歴では良くない部類の私の収入が、なぜ高い部類に入るかは実は結構シンプルな話だと考えています。

 

まず、「高学歴ほど高収入」という情報は、相関関係が認められても、因果関係は認められないと考えています。

 

学歴はステータスの一つであって、物やサービスを提供したり、投資をしている訳ではありません。

 

ステータスが高い人は、医者やパイロットなどの特定の専門職に従事する必須条件を満たしたり、物やサービスの提供をした時に良い結果を出したり、投資で良い分析ができたり、期待感を持っている人たちが仕事のチャンスなどをくれるかもしれません。したがって、学歴が高い人たちは収入が高くなるという相関関係があると考えられます。

しかし、ステータスが高くても、物やサービスの提供や投資をしなければお金は入ってきません。何かをすることで、何かの直接的な結果が生じることを因果関係といいます。

 

よって、収入を上げるには収入と因果関係が認められる行動が必要です。

学歴が無くても、特定の専門職に従事する必須条件を満たしたり、物やサービスの提供をした時に良い結果を出したり、投資で良い分析をしたり、あなたに期待感を持ってくれる人間関係を構築して仕事のチャンスを頂くといったことをすると収入は増えます。

 

私の場合、IT業界の業界構造を把握して独立をすることで、まず収入が即時に平均を超えて、そこからも上がっていきました。大半の業界は、自分自身の労働力を外注先という位置づけにする独立をすると、収入が増えるはずです。これは、IT、建築、建設、飲食、福祉、医療、芸能等の業界でも確認できている事実です。

 

収入が増える理由は、あなたに外注をすることで会社は社会保険料の負担がなくなったり、あなたに仕事がないときの備えとしてプールするお金が無くなったり、事務負担が減るからです。

 

更に、他社の仕事の一部を頂いて副業にしたり、従業員を数人雇用して彼らが稼いでくれた利益の一部を頂いたり、余剰金で投資用不動産を買って家賃を受け取ったり、株などを買って配当金を受け取ったりすることで収入が増えました。

 

「副業をする」「雇用をして他の人にも稼いでもらう」「住居を貸して家賃を受け取る」「配当金を受け取る」といった行動は、どれも収入アップと因果関係が認められる行動です。

 

このように、収入アップと因果関係が認められる行動を今後も続ける予定なので、私の収入はまだ上がると考えています。

 

難しそうなことを書いているように見えるかもしれませんが、独立以外は多くの人が現時点または2ヶ月以内に可能だと考えています。(私が述べた独立方法も、実はとても優しい部類だと考えています)

 

以下はお手軽に始められる方法の例です。

副業:ポイントサイトでアンケートに答えるだけでも月に数百円は稼げる。

投資:証券口座や銀行口座を開設するだけでもらえるおカネやポイントで数百円の株を買って年に数円の配当金を貰える。

不動産投資:実物を買う以外にも、REITや不動産投資型のクラウドファンディング等で数万円から始められる。

 

最初は人々から鼻で笑われてしまう行為かもしれませんが、やってみる方が学べることや気付けることがあったり、小さな成功体験によってもっと大きな挑戦をしてみようと思えるようになる筈です。

 

独立がどうしても怖ければ、同じ業界の中で高い商流に転職するという手も良いです。

 

極端に言えば、5次下請けの仕事をすると、各商流の中で取られるお金が増えすぎて、成果を出しても給料が増えないという状況に陥ります。

 

よって、上の商流に転職をすれば仕事内容や知識のギャップも少なくて働きやすいし、上の商流に位置する会社としても教育コストが低い人材を歓迎する会社は沢山ある筈です。

 

学歴と年収に価値観を支配されると気分が悪くなる方も沢山いると思いますが、上記のように収入と因果関係を明確にした行動を心掛けると、日本および一部の国々で蔓延している学歴で人生が決まってしまうような歪な価値観から抜け出せると思います。