昨日は物凄く嬉しい事がありました(^-^)

息子の幼馴染のSに、偶然の再会!
「どうしてるかな?」と思っていたのですが、私の予想を裏切り(笑)立派な成人になっていました!

息子とSは1歳半〜4歳まで、息子が保育園をやめて幼稚園に入るまで同じ保育園に通っていました。
当時のSは小柄で大人しく、甘いマスクの可愛い子という印象…

そんなSと次に再会したのは、小5の時。
平日昼間、用あって出掛けた市役所の近くで「ショウの母さん!」と声を掛けられました。
身体は縦横に大きくなって、何よりも異なるのは甘い可愛らしい顔立ちではなく、棘のある目つきの強面になったいたS…
彼が呼び止めてくれなかったら、私はそこにいるのがSだとは気づかなかったでしょう。
「なんでこんな時間に? 学校は?」と聞くと「担任や校長からお前は学校に来るな!って言われてるから、学校には行かないんだよ」と…
義務教育でそんなバカな!
と思ったのですが、その数日後に会ったSのお母さんから「そうなんだよ。担任とトラブル起こしてから暴れるようになって、授業の邪魔だから来るな!って言われて… 発達障害がある事が分かって、邪魔者扱いされてる」と…
幸いにも隣の小学校(息子の小学校)の校長が彼を受け入れ、校長室に登校し小学校は卒業!

そして息子が中学生の頃、近くのコンビニでまたもや「よお! ショウの母さん!」と…
振り返ると、そこにいたのはイケメンのヤンキー(死語かな?)
「分かんね〜の? 俺だよ、S!」
太って、鋭い眼差しをしていたSは髪の毛を金髪に染め、別人のように痩せて格好良くなっていました。
目つきも穏やかになっていて「ショウ、どうしてる? 俺、中学行くのやめたよ。 ショウも無理矢理に行かせない方がいいよ。 超ストレスになるだけだからね」と、言葉遣いはぶっきらぼうだけど、幼馴染である息子の事を気にしてくれていました。

その後、Sとも彼のお母さんとも会うことなく10年…
昨日は家族揃っての外食だったようで、私が入店した時に彼のお母さんがたまたま入り口の方に出て来ていたのです。
私がいると知ったSは、すぐに近くに来てくれました。
「結婚して子供がいる。 今、2人目が腹の中にいるよ」と、子供と奥さんを紹介してくれました。
嫁も子供も超可愛い💕
それだけでも安心したけど、「聞いて! 俺、独立して会社立ち上げたんだよ! これでも社長!」と!
自分の事のように嬉しかったです。
バカにしていた先生たちを見返すが如く、彼は出世してくれたのです!
「ショウに会いたい! 飲みに行こうって伝えて!」と言われ、別れました。

何だかとても嬉しくて気分が高揚…
でも暫くして、Sのお母さんがとても羨ましく思えてきました。
同じ発達障害でも、うちの息子の場合は極度に対人が苦手だからSのようになる事は困難…
分かってはいても、素直に羨ましい。
当時のSはかなり荒れていて、うちの息子の比ではないくらい大変な子で、お母さんに苦労をかけていたと思うのです。
お母さん、苦労した甲斐あったよね!

諦めたり、見放してはダメだと教えられた気がします。
いつか、うちの息子も天職と出会えると信じます!
気長にね(笑)