オリンピックは見ない

 

なぜならもう10年家にはテレビが無いから

 

新しい発見をする時とはなぜかこんな時だ

 

普段なら全く興味が無いはずのブログをたまたま読んだ

 

はじめは読みにくい文章だなと感じたけど我慢して読み進めた

 

気づいたら目からツツーっと涙がこぼれ落ちていた

 

なんだろう、この今まで味わった事のない感情は

 

上手く言葉にする事が出来ない

 

でもこれだけは言える

 

最後までこれを読めて良かった

 

自然と涙を流せる自分がちょっと好きになれた 

 

 

ツイートがバズったわたしは、口紅を買えていない|いちとせしをり|note
仕事を辞めた翌日、わたしは生きていた。 「当然である」と、言えるだろうか。わたしは自分のことを"よくやっている方"だと思っている。意味もなく宙を見上げ、水滴を仕舞う。人生を都合のいい妄想へ預けなければ、硝子のように心が割れてしまいそうだ。 「大丈夫ですか?」 歩きながら眠っていた。目が血走り、足が痙攣する。どこかから声が聞こえた気がしたが、辺りを見渡しても人は少なかった。ロクにごはんも食べていない。生命の境界線を、平均台を渡るようにしてふらふらと進む。 常に不安と手をつなぎ、勇気の破片をかき集めている。「これから先どうしよう」、「あと何日、家がある生活を続けられる