またまたゴジラに関して 徒然に | masakoのブログ

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アマゾンプライム配信やBlu-rayの発売等により、いまだとどまることのないゴジラ-1.0のレビュー。


一応ゴジラ好きの私としても、それらのレビューを読んで「ふんふん」「なるほど」「そうかな〜?」など反応している。


そんな訳で私なりのゴジラ感。

色んなゴジラ映画は出ているが、

まず今作の「ゴジラ-1.0」はかなり良かった。一番良いのは「ゴジラvs◯◯」ではなかったこと。

「井上vsネリ」とか「井上vsフルトン」とか、勝って欲しいけど実際どうなるんだろうというノンフィクションの場合は当然だが、怪獣映画でも、やはり対戦の構図だと分かりきっているストーリー(=主役である方が勝つ、或いはほぼ引き分け)であったとしても、やっぱり関心を持ってしまう。ある意味、安直な設定と言っても良いかも。

その意味でもハリウッド版の最初のゴジラは、その造形こそ、「あれはゴジラじゃない!デカいトカゲだ!」と評される事はその通りだが、ストーリー的には悪くないと思う。市民や国民を守る為に怪物と戦えるのは、人間しかいない。これこそが真実味を感じさせる緊迫感を生む。

家族と山菜採りに行ったらヒグマが襲ってきた。妻や子供を守れるのは俺だけだ。どうする!?

持ってるのは山菜採り用のナイフだけ。まさにこの状況ですよ!

怪獣映画(まぁ、ホラーやサスペンスものでもそうかも)は私的にはそうあって欲しい。

ゴジラにしろ怪獣にしろ、そのものが非現実でしょうが!という事はあるにはあるが、雪男とかビッグフットとか、もしかしたらまだ人知れず存在しているのかもというミステリアスな部分は多くの人が思うところだろう。

まぁ、流石にゴジラサイズの生物は居るとは思えないけど、前にも書いたかもしれないけど、ゴジラを自然災害の権化(もしくは、原発事故や核爆弾=人間が生み出した災厄 ※これこそがゴジラの原点だ)だと考えたらどうだろうか。やはりそれと向き合えるのは人間しかいない。

勿論ストーリー的に生身の人間が立ち向かう必要は無い。当たり前だけど勝てっこない。その意味でいうと軍隊蟻とかいう昆虫は凄いよな。だから何万人とかの人間が一斉に立ち向かえば生身の人間でもゴジラに勝てるかも?いや無理だな。

生身の人間が無理なら、人間が生み出した物を使うしか無い。

それが戦車や戦闘機か。もともとこれらの兵器は悲しいことだけど人間同士の戦いのために生み出された。でも弱小な人間が唯一絶対的な力が有るとすれば、他の動物に比べ桁外れに発達した頭脳とそれによって生み出した物を使うしかない。ただし戦車の大砲ではゴジラにとってはBB弾が当たった程度のものだろう。痛いことは痛いけど逆効果で余計怒らす事になるかも。戦闘機のミサイルだとロケット花火が飛んできた位の効果はあるだろうか?設定されたゴジラのサイズにもよるか。普通だったらロケット花火が飛んできたら人間なら少なくともちょっとした火傷くらいはするはずだが、爬虫類はトカゲの尻尾のように実際、とんでもない再生能力あるからな~。


〈書き始めたら止まらないww〉


やはり場所は海か沿岸部に限られるけど、勝負できるのは戦艦の大砲か!巡洋艦クラスの大砲では難しいけど、大和や武蔵ならどうか?ゴジラの身長100m(体長は250m位? いや違う。今回のゴジラは確か身長50mだから体長は150m位か)に対し大和は長さ263m、巾約40m。仮に身長50mだとしても体当たりとかされれば、中身が筋肉なんかで詰まったゴジラに対して、ほぼ空洞の大和だから、やっぱり一撃でやられるかも。距離を取って46㌢砲で立ち向かうしか無い。

それでいうと、今作では高雄だったかが、艦砲射撃した部分はちょっと良かった。すぐやられたけど。

因みに、あるサイトによるとゴジラで一番デカい設定は身長120mなんだそうだ。もっとも低いので(ミニラとか別にして)30m位だったかな。時代設定やその時の建物の高さによるらしいが、30m〜120mってもう別の生き物だな。だいたいミニラとか子ゴジラとか、必要か?少なくとも近年のリアル系ゴジラ映画には要らないな。

このブログの最後らへんには書いたけど、生物の生存環境からすれば子供がいないと絶滅する訳だけど、映画として出演しなくて良いかな。ゴジラも親だったんだね〜!

とかお子さんがいらしたんですね!とか恐怖の対象として描かれる限りはミニラや子ゴジラは要らないな。

同様に人類の味方ゴジラも要らないな。ゴジラは恐怖、生物的大災害、人類の生存を脅かすもの。

そう描かれて欲しい。


話が外れた。

そして46㌢砲に対してゴジラには放射能光線が!

でもな~、やはりこれは有ってはいけない設定の一つだな。生物で光を使って獲物を攻撃するって現実に居るのかな?体を発光させて獲物を呼び寄せるというのは分かるけど、武器として使っているのは居ない?

のでは?

逆に光線を電磁波の一種として考えるなら、かえって人間こそそれを使えるかも!実際そういう設定のゴジラ映画もあったような気がするし、現実に稼働しているのではなかったか?特定の周波数の電磁波が神経系統に作用したり、レンズを使って光を集中させれば、物を燃やしたりできるわけだし。

まぁ生き物が光線吐いて物を破壊するっていう設定は現実味がないような気がする。やはりゴジラはその体積、容積、スケール感そのものが脅威であってほしい。

確かハリウッド版のゴジラはそれだった。だからトカゲ然した造形の不評を別にすれば悪くない作品だと思うな。あれはゴジラ映画にしなければ良かったんだと思う。

別の怪物キャラの映画と思ってみれば十分面白い。


人間が怪物に立ち向かうという設定では、古くはアメリカ?映画の確か「恐竜グワンジ」だったと思うけど、幼い頃ドキドキしながら見た記憶がある。ティラノサウルスだったかにクレーンかなんかで戦ってたような。今から60年以上前の映画だけど。

エイリアン2か3だったかでエイリアンに人間型作業用機械で戦うのがあったけど、あれも現実的にはありかなと思って良かった。

ファンの人には悪いけどこれが鉄人28号とかガンダムとかさらにメカゴジラとかになると、ちょっと現実味からは遠のくんだな。

やっぱりクレーンとかブルドーザーとか、でなければ南米の鉱山とかで活躍してるモンスターダンプとか、現実にある物で立ち向かうのか良いな~。

ところでなんで、「ゴジラvs◯◯」とかだとビオランテは別にして、ほぼ体格が一緒なんだ?確かにヘビー級ボクサーとミニマム級ボクサーを対戦させたら、結果はやる前からわかるもんだけど、それは危険防止のためのルールがあるからで、野生動物であれば象にライオンが勝てないようにやはり体格が基本ものをいう。

ゴジラも同階級でという怪物界の戦いのルールがあるのか?笑

それになんで人間が究極の対ゴジラ兵器を作るとメカ「ゴジラ」になってしまうのかね?

例えば二本脚より四本脚の方が安定しているし、体躯のしなやかさと前足の使い方と鋭い爪、そして牙と。動物にその範を求めるなら

やはりね猫科動物が一番だと思うからメカ「ライオン」だとかメカ「タイガー」だとかじゃだめなんでしょうかね?

もし仮にメカ〇〇作るんなら、ゴジラの2〜3倍のでかい奴作れば良いのに、なぜか同サイズ。

ゴジラに対戦意欲を削がせる位のメカをぶつければいのにね。

高さ800mもあるビルや、長さ500m超えるタンカーとか作る事できる人間ですから。

まぁ、確かにゴジラが出現してから作っても間に合わないし、

それに、とにかく映画なんだから、その設定では売れないんだという事になるか。


最後に、

今回のゴジラ−1.0でもそうだけど、CGの完成度、そしてストーリー、役者のセリフなど、求められるものもいかに現実味があるかというものであったと思う。例え怪獣映画であっても、もし本当に自分がそこに居たならば、という没入感が求められるというか。

リアルが求められるならば、仮にゴジラであってもなぜそのに存在する事が出来ていたのか?という事にも思考が及ぶ。

そもそもあの体格を維持するのに何を食べているのか?

ゴジラは(キングコングでもいい)何体生息しているのか?

ゴジラ自体は核による突然変異かもしれないが、元の生物も明らかに絶滅危惧種と言って良い存在なのに、どうやってその種を保ってきたのか?

ゴジラはオスなのかメスなのか?

雌雄同体なのか、生殖で増えるのか(実験のような事で生み出された生き物はたいてい生殖能力がないと思う=核による突然変異も実験のようなものだし)。


なんかそんな視点からゴジラ映画を作ってもらって、「あ〜っ、なるほどな~!」っ思えたら、明日にもゴジラが来襲して、そしたらどうしょう!どこに避難しなきゃならないかな!なんて必死に考えてしまうけど。まぁそんな映画誰もつくらないか!


ゴジラは面白くければ良い!

というのがほぼ100%の人の意見だと思うので、私はただ徒然なるままにゴジラを語ったわけです。


あ〜、疲れた。2時間位やってた。