故 村山聖さん | mocomocoのブログ

mocomocoのブログ

60代も いつの間にか半ば。
日々の想いを綴ろうと、ブログを始めましたが、いつしか、回顧録に、、
幸せな時、辛い時いろいろあった人生を振り返ってみます。

昨日、ネットで

村山聖さんの記事を読みました。


私が、この方を知ったのは

20年以上 前の事。

確か、新聞の新刊紹介コーナー

だったと思います。


読みたい。


と思い 早速、書店に行き購入した


聖の青春。

(大崎善生 著  2000年刊行)


病気と闘いながらも

全てを将棋に捧げた若き棋士の

物語。


自分の命を削ってまでも

将棋盤の前に座る。


棋戦が終れば、

体力が回復するまで

動けない。


将棋の何が、彼をここまで

動かすのだろう?


新刊が出た当時、

将棋に興味はなかったから


一人の棋士の 凄絶な人生の本。


として読みました。



藤井聡太さんを知り

将棋に興味を持ち始めた頃

コミック本が出ていることを知り

全3巻を購入。


活字で読むよりも、臨場感があり

村山聖さんの将棋への情熱が

伝わってきます。


泣きながら読みました。


村山聖さん。

無念だったと思います。


もっと 生きていたかったでしょうに。


もっと もっと 将棋を指していたかったでしょうに。


それと同時に、


普通の青春も 謳歌したかったでしょうに、、、。


病気を持ちながら

何故

過酷な棋士の道を 選んでしまったのか。


そして、

癌にも侵されてしまった。


将棋によって 命を縮めた?


凡人の私は つい、そんな事を

考えてしまいます。


しかし、

村山さんは きっとそんな事は

思っていなかったはず。


逆に、


将棋に 生かされていた。


と 言うかもしれません。


将棋こそが 村山聖さんの

生きた証なのですから。



今更ながらですが、



村山聖さんの御冥福を お祈りいたします。      合掌