自分が読んだ本を記録していきたいという動機で始めました。

本ブログが記念すべき第1回目です。


『成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 神田 昌典著』


サラリーマンの余暇-成功者の告白

~あらすじ~

起業から事業拡大期によく起こる問題を小説仕立てで明らかにし、その対処方法を明らかにしていくHow To本。

その起業の過程で・・家族との関係悪化・浮気・社員に病気が頻発・幹部社員の反乱等々。なぜそれが起こるのか、そしてそれをどう対処するかを説明してます。


神田氏の本は本当に人気がありますね。
その理由がこの本を読んでよくわかりました。

この本は成功者が、最初に陥る罠について注意点をまとめたものです。

成功者ってそんなに多いとは思えないので、

「こんなテーマの本を書いても売れねーな」とフツー思いますよ。


でも・・・読んでみてわかりました。


普通のダメサラリーマンの自分にとって、直接 役立つノウハウはまるでありません。

しかし、

成功者の「傲慢さ」はだれしも持つものです。

その「傲慢さ」に対する注意として読めば

「なるほど!!」とうなずけるものがあります。


文章が平易で、面白く、すぐ読めて、ためになる本。

ノウハウを学ぶのではなく、楽しみ優先と思えば、

下手な小説を読むよりよっぽど良いですね。

まさに売れる本のお手本なのかもしれません。



〔チェックポイント〕


小さな組織をまとめていく手法についても紹介している。
●6人ぐらいのチームでで24時間以内に起こったいいこと、または新しいことを話す。話が終わったら周りの人は拍手する。そして次に人が話すこれを繰り返す。これだけで社内が変わり始める。


●クレド(信条)/絶対に守って欲しいという項目を文章化したもの。会社理念と異なり、細かな行動上のルールを書く。リッツカールトンでは、クレドの20項目について毎日話し合う。そして組織全体が無意識に行動できるようになるまで、徹底的に教育していく。