僕は『人生100年時代』に向けて、「お金に働いてもらって所得を増やす」というアプローチに2018年から取り組んでいる。
お金に働いてもらうには、生活に必要な資金を確保したうえで余裕資金をNISAや株式などに回し、複利で増やす仕組みを組むことです。
株式の長期運用で目指したのは安定して配当金を得ることであり、安定性や成長性がある企業から配当金をいただくことです。
要は、相場が動く市場に資金を投入して、相場が上がる企業の株式を保有していれば、配当金の上乗せもあり安定的に利益を生む。
逆に運悪く相場が上がらなければ配当金が減らされるか、最悪は株式市場を退場して配当金のでない企業に成り下がる。
僕が資産運用する際に一番大事にしたことは、資産を効率よく運用するために「どうやってこれから上がる銘柄を見つけるか」でした。
まずは前回のブログでも述べたように「会社の持つアドバンテージ・配当利回り・株主を重視しているか」で候補を絞る。
そして、その次にとにかくしっかりと「株価チャート」を観察して、株価上昇の兆候を見つけることです。
チャートを観察する時は、決して短期スパンでは見ないで2~3年の中期間の株価の推移を見ることを大事にしている。
なぜならば短期の株価の動きだけ見ていると、間違った判断を下してしまうことがよくあったから。
と、いうのも「株の売買」が生じるそもそもの理由は、株式市場に参入しているすべての人が利益を求めているから。
もっと言うと、今日持っている株が大きく上がったら、当然のことながら利益確定をするために翌日は売却を検討するだろう。
つまり、大体の場合は株価が上がった次の日は落ちるもので、その逆も然り。
だから上がれば下がるし、下がれば上がるから、株価チャートは、「山」と「谷」が交互に現れることになる。
たまたま上がった次の日に、利益を残して売り抜けたとしても、逆ザヤも発生するから利益幅は少なくなる。
短期間で売買を繰り返せば、以前、僕が株式運用を始めた頃の「大儲けできない典型的な株式売買パターン」である。
今は短期間の上がり下がりを見るのではなく、中期的なチャートの形状を見て、年単位の上昇傾向を判断するようにしている。
例えば「郵船」のここ3ヶ月の動きだけ見れば、徐々に下がってきてるので「ボチボチ上がる」ような気がしないでもない。
でも、ここ2~3年の株価の動き方を見れば、まったく違った景色が見えてくる。
この2~3ヶ月の株価が高かっただけで、元の相場に戻ってきたのかもしれない、という風にも見えます。
こんな時は、僕はこの株は買わないし、結果的に上がったとしても後悔はない。
なぜなら、上がり始めてからもう一度購入するかしないかを判断しても、最大限に利益を生む株価上昇期にまだ間に合うからです。
一方で、今回購入することにした「本田技研工業」の2~3ヶ月の傾向と、2~3年の傾向は下記のとおり。
短期で見ると5月上旬から買い戻しのペースが速くなっていて、中期で見ればさっきの「郵船」とは逆に元の水準に回帰しそう。
しかも今回株価が下がっていたのは、「EV事業を白紙に戻し営業損失を4千億円計上した」という明確な理由からです。
おそらく市場は、凍った事業をいったん清算することで、膿がなくなり再び利益追求できる体制になった、と判断したと想像する。
つまり1,600円くらいまでは相場を戻して、その後また新しいプラス要因が出てくれば、再浮上を始めるかもしれません。
再浮上の要素としては、アジアで販売好調なオートバイがあり、北米で売り上げが伸びているホンダジェットがあります。
このような現象は頻繁に起こるものではなく、節目々で短期的に発生します。
私が2022年春に購入した「JT」も同じように株価が暴落したので、この時は「三井住友FG」株の売却資金で購入しました。
この時何があったかというと「株主優待制度の廃止決定」があり、お米など商品提供を止め、配当による還元に集約したため。
僕的には商品はまったく魅力がなく、配当金が充実するのであれば「買うしか選択肢はなかった」のです。
またラッキーなことに「三井住友FG」の株価が上がっていて、かなりの含み利益があったことも後押ししました。
しかし、株の投資は所詮は資産を十分に持っている者がより豊かになるものだと痛感しました。
なぜなら、僕にもし余裕資金があったならば「JT」株を購入するために、わざわざ「三井住友FG」株を売却する必要はなかったからです。
実際のところは、買おうと思えば資金は工面できたが「運用金は総現預金資産の3分の1以内」というルールは超えてしまう。
やはり、ここは欲張らずに初心に戻り「配当金100万円/年」という目標の達成に徹する選択肢を通した。
この時も「三井住友FG」株を売却することでなくなる配当金と、「JT」株を購入して得られる配当金を計算した上で乗り換えた。
「身の程を知ったうえで運用する」ことも「大きな失敗しないためには重要だ」と過去に経験していたことは大きな教訓です。
「配当金」を目的とした株価運用は、短期的視点ではなく、中・長期的な視点で運用することが理に適うのだと考えてます。
特に新聞を読んで、ニュースを見る中で企業の「赤字決算」や「損失発生」のネタを見つけた時が、僕にとっては検討期なんです。
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