ご無沙汰しております。


有難いことに

なんだかんだと

日々忙しくしております。



書きたいことは

山ほどあるのですが…


今回は

家族の立場としてのお話を。



実は、実父が

「肺がんの疑い」と言われたとのこと。



大きさは1cm。



ちなみに、わたしは7mmで手術しました。



最初、1cmならオペ?

と思ったのですが、

父は肺気腫で酸素吸入をしています。


肺気腫の症状が比較的軽い側の肺に

影があるそうで…



「めちゃくちゃキレイ」だと言われた

わたしでさえ

右肺上葉、3つ全て切除したら


ちょっとした事で

すぐに息切れするぐらい苦しいので



きっと、オペは現実的ではないだろうな。と。



しかも、

肺がんの場合、

オペした後も、高確率でケモが入るらしい。



となると、

80代後半の父にとって

治療に耐え得る体力があるのか?


という疑問にぶち当たりました。



普通の人なら

「一分一秒でも長く生きて欲しい」

なんて思うのだろうけど、


「治療って本当に必要?」


としか思えなくて。




先日、東京に行き

がん患者さんに、たくさん会ってきました。



相談した患者さん

全員から「必要無いんじゃない?」

って言われて


「だよね〜。」



みんなつらい治療をしてるから

よく分かってるんだよね。



父にも、

まずは、どうしたいのか?

じっくり聞きました。


ACP アドバンス ケア プランニング

これから、どう生きたいのか?


QOL クオリティ オブ ライフ

QOD クオリティ オブ デス

どういう生き方をしたいのか?

どういう最期を迎えたいのか?


そんな話をしました。



とにかく、ケモはつらい。

わたし自身、何度も死を覚悟しました。



もしかしたら、

肺がんで苦しむ前に

他の理由でなるなるかもしれない年齢。


それならば

何もわざわざ

あんなに辛い思いをしなくても

良いのではないか?



父も、納得してくれて

とりあえず、紹介状を書いてもらうのは

一旦止めることにしました。



「過剰診断」

これ、最近問題になってるんですよね。


このテーマについては、

兵庫がんフォーラムと合わせて

また後日書きたいと思います。


今度

リビング ウィル 事前指示書を

作成することにしました。


父、母、そして わたし。

3人で納得して

署名できるよう

ネットから文言を探す予定です…



ACPや

リビング ウィルについては、

前もって準備することが、本当に重要です。


何度でもリニューアルできるので

ひとまず、やってみようと思います。




先日行った京都の紅葉。


ずっと行きたかった

平等院鳳凰堂。


レプリカではなく

本物が数多く残されているそうです。


やっぱり本物を見るべきだと思いました。






夕方が特に美しいらしいです。


今回、人が多すぎて

中には入れなかったので

また訪れたいと思います。



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