日本臨床腫瘍学会学術集会
PAP day2



がん薬物療法のイロハ

と題された

高山浩一(京都府立医大大学院 呼吸器内科)先生のお話より



抗がん剤治療をするには

PS=performance status
つまり、全身の状態が

0〜2である必要がある。







一般的な抗がん剤は
PSが良ければ

副作用は少なく、しかも効きが良い



逆にPSが悪ければ
副作用は強く、あまり効果も期待できない




との事。



まぁ、当たり前っちゃぁ
当たり前なんだけど…



そう言われると
末期の場合、
絶望的な感じになってしまう…(涙)




今は、

一般的な抗がん剤以外にも

血管新生阻害剤(アバスチンなど)
*分子標的薬(リツキサンなど)
*免疫チェックポイント阻害剤


この他にも
吐き気止め
医療用麻薬

など、いろいろと進歩している事で
治療の幅が広がっているようです。


★血管新生阻害剤とは
簡単にいうと
がん細胞に繋がる血管を潰して
がん細胞を兵糧攻めにする治療法だそうです。
詳しくは、上にリンクを貼っています



最後に、
みなさんが、一番気になっているであろう事‼️



抗がん剤のやめ時


について言及がありました。




抗がん剤をやめて良いときは
大きく二つ


①画像的に、がんが全て消えたとき
②副作用が強過ぎるとき




抗がん剤の効果が
長く効き続けた人は

再発も少ない



との事でした。



まぁ、これも
当然ちゃぁ当然なご意見ですね…。




効かない→続ける→副作用が強くなる→やめる→……





で、いろんな
治療法が出てきているんですね。



安心して、
安全に使える治療法が

どんどん出てきて欲しいものですね。



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