会場に着いてからは、感情が高ぶり過ぎてかなり取り乱していた気がします。



俺の大学の四年間、常に寄り添ってくれていた黒夢の曲。



この先、生で体感することは有り得ないと諦めていた黒夢の曲。



恐らく口ずさまなかった日は一日もなかったであろう黒夢の曲。



黒夢は、俺にとっての青春そのもの。取り乱すな、と言う方が無理な話ですよね。



照明が落ちた瞬間、頭の中は真っ白に。



一発目、FAKE STAR?それともいきなりLIKE A ANGELとか?



直前まではそんな予想をしていましたが、見事に覆されました。以下、セットリスト。



1.BEAMS
2.Spray
3.gossip
4.BARTER
5.Masochist Organ

6.「Sister」
7.解凍実験
8.カマキリ
9.MIND BREAKER

10.DRIVE
11.C.Y.HEAD

12.BAD SPEED PLAY

13.REASON OF MYSELF

14.Walkin' on the edge

15.BASS SOLO
16.優しい悲劇
17.ミザリー
18.Paraphilia
19.MASTURBATING SMILE

20.FASTER BEAT

21.SPOON & CAFFEINE

22.HELLO, CP ISOLATION

23.YA-YA-YA!
24.CANDY
25.ROCK'N'ROLL
26.後遺症-aftereffect-
27.Sick


EN.1
28.Distraction
29.Suck me!
30.FAKE STAR


EN.2
31.少年
32.MARIA
33.NEEDLESS
34.LIKE A ANGEL



やばい。最初からやばい。俄かには信じ難い優しい旋律に胸を打たれ、涙腺崩壊。



BEAMS。

圭ちゃんとソロのMEDLEYのライブ行った時にも演ったなぁ、あの時期俺いろいろ辛かったんだよなぁ、これ上手く歌えるようになった時は嬉しかったっけ、とかね。この曲だけでいろんな思いが溢れてきてしまいまして。もちろん不意を突かれたということも大いにありますが、とにかく始まりから爆発しました。



BARTERで激しく踊り狂った後は、まさかのMasochist Organ!初期ならではの、退廃的で、独特な中毒性を持つ曲。てか俺、『迷える百合達』の中ではこの曲が断トツで好きなんですよ。超ピンポイント。

それにしてもセトリが読めなさ過ぎる。それから流れるように「Sister」 、解凍実験とかね、何事かと。笑

『冷凍されたある人間の心臓をガスバーナーで解凍せよ!直ちに解凍せよ!』

まさか今の清春がそんなシャウトを聴かせてくれるとは夢にも思いませんでした。めちゃくちゃ格好良かった。



カマキリ~MIND BREAKER~DRIVE~C.Y.HEAD~BAD SPEED PLAY、もうこの辺りはね、説明不要ですよ。最高に激しく、楽しかった。



そしてね、その次。REASON OF MYSELF。

自分が嫌いになりかけた時、何もかもが上手くいかない時、救ってくれた曲です。

これほどまでに自分の気持ちを代弁してくれる曲もあるんだな、って。甘えてばかりいられないよな、って。

前曲までの展開で激情していたテンションが、一気に収縮してしまいました。あ、もちろん良い意味でね。笑

それで次Walkin' on the edgeでしょ。反則にもほどがある。



BASS SOLO、初めて人時格好良いと思いました。←

プレイングも超絶なんですけど、何より本人が楽しそうで。もう清春とのわだかまりも全く感じられませんでしたね。



優しい悲劇。

一緒に行ったPOTTAの目が潤んでいました。笑

ま、そうだよなぁ。俺らにとっては相当馴染み深い曲なんだよね。



で、新曲ミザリー!声も綺麗に通っていて、音源に勝るとも劣らないクオリティー!

その後Paraphilia演ったのに、Glory Hole演らなかったのが疑問でしたけど。笑



それからはラストまでCORKSCREW縛り!

散々聴いてきたアルバムです。まさかこんな風に踊れる日が来るなんてね。最高でした!

それにしてもここまでMCを一切入れずに駆け抜けた清春、恐るべし。笑



アンコールの後は毎回お馴染み、清春の脱力系MCにより和やかな雰囲気に。笑

今回のライブに至るまでの思い、そして代々木に集結したファンに対する感謝をの言葉を聞かせてくれました。



いやいやいや。



お礼を言わなければならないのはこっちの方です。いつ、どんな時だって貴方の音楽に、生き方に刺激を受けてきたんですから。

そんなことを考え、感慨に浸っていると、それをぶち壊すかのようにディーストラークショーン!笑

『今日びの日本のバンドで、純粋にバカになって大暴れできるバンドなんてありません。俺たち以外は。ニヤリ( ̄▽+ ̄*)』

……最高過ぎるっしょ。笑

そしてまさかのFAKE STAR締め。一発目違ったし、もしかしたら聴けないんじゃないかと思ったから嬉しかった(´□`。)



二度目のアンコール。

少年、MARIAと、この上なく無敵な流れ。暴れ狂いながらも終わりを感じ始め、不意に切なくなってしまったり。次にライクアかー、と思っていたら、あと二曲と宣言。

全く想像できない。何だろう?と思っていたら、大番狂わせのNEEDLESS!!!胸が締め付けられるような感覚を覚え、視界がぼやけてステージが視えなくなりました。マジで。



そして、遂にラスト。



今こそ、天使の羽で破壊しろ。



言い終わると同時に、今まで何十回、何百回と聴いて来たリフが耳を貫く。



この声は、遠くの方に届くかな?



曲が始まる前に清春が何気なく言った一言ですが、意味を知っている人は胸を打たれたんじゃないでしょうか。無論、俺もその一人ですが。そして間奏の時には聴こえてますか?聴こえてますか?って。もう言葉じゃ言い表せませんね。



俺は俺で、今までの思い出がメロディーに乗って走馬灯のように流れるような錯覚を抱いてしまい、いろいろと限界でした。笑

LIKE A ANGEL。俺にとってはもちろん、周りの音楽好きな連中にとっても少なからずは特別な曲だと思います。



それを、この歴史的なステージで、清春と人時の演奏によって聴けたことは、何にも代え難い財産になった気すらしますね。



最強に格好良いステージ、パフォーマンス、生き様をどうもありがとう。そして、俺の人生を彩ってくれて本当にどうもありがとう。これからもずっとついて行きます。



一つの青春の節目として、最高の締めになりました。苦楽を共にしてきたPOTTAと参戦できたことも大きかったね。



改めて、夢のような時間をどうもありがとうございました!



こちらは物販で買った品々。


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ブレス。超格好良いっしょ。


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ミニチュアADトレーラー。まぁ、ミニカーだよ。これに関しては何で買ったのかわからん。笑


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ライター。

あと写メないけどポーチもね。



こんなんも撮ってきました。横向きですみません。


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ノシ