私の勤める塾では基本的に担当の科目を指定し、その教科の担当になるという制度です。


私は今年度は数学、理科の2科目を担当していますが

去年度は英語も担当していました。


では、なぜ今年度の英語のコマが無くなったかというと文系の先生が多数いて理系の先生が少ないというよくある理由です。


何を言いたいかということですが…

私が去年度英語を担当していた際に文法構造、長文読解の正統的解答法を伝授していました。


皆さんの塾の先生でこういうことを言う先生はいませんか?


「高校受験の英語は英検に似ているから英検も勉強しておくべき」


確かに似ています

文法、長文、リスニングが出題されているのでwww


というか
この3つを出題しない英語の試験はこの世に存在しません。


はっきり言うと

英検を勉強する必要などありません!

そもそも、受験に対して重要なのは自分の志望する学校の問題の傾向を分析することなのに英検なんてしている余裕はないでしょ?

これは、生徒に質問に対して解答出来ない先生の使う定石的なテクニックです。
つまり、自分が解いたことのある問題を課すことで突発的な質問を封じています。


同様に、大学受験生に対する大手予備校の講師でも

「センター英語はTOEICに似ている」

と言う講師がいます。

それはそうでしょう、大学入試センター試験を作成する際に英検、TOEICを参照し"広告"に関する問題を作成しているのですから。

でもTOEICの問題を解くことはセンター試験の勉強ではなくTOEICの勉強です。


受験生の皆さん
英語に関しては受験という面では英検の勉強などせずに志望校の英語の長文問題は完全に理解することに集中しましょう。