ノートの5首(6-36)疾風のように 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。 暖房が効いているのか身の火照りなのか何だか暑い未明だ 今日はまた二人退院 何人を見送ったのかたった半月 班長の僕が給食弁当を他のみんなは手製弁当を 老人の生きようとする妄執か苦しみ喘ぎ鼾き続ける 朝六時疾風のようにやって来て採血し去るベテラン看護師 写真ACより、「春のゆるかわ」イラスト1枚。